『この恋あたためますか』第2話

太賀って、フリーの菓子職人かなんかでコンビニを立て直すためのスイーツ開発を個人的に親しい社長から依頼されたってな立場なのかと思ってて、石橋静河と知り合いなのも同じスイーツ業界で働いているからってなことかと思ってたんだけど、公式確認したら「ココエブリィのスイーツ制作専門会社に所属してる」とありました。ってことは、浅羽が親会社の思惑でココエブリィの社長になったことと、後輩がそのココエブリィで働いていることは単なる偶然ってことなのか。
と思っていたら、初回の段階ではどういうポジションなのかわからなかった石橋静河演じる北川が浅羽の元カノだということが発覚し、元カノが社員として働いている会社の社長に浅羽がなった、ということもまた偶然ってことなんだよね?。

浅羽と樹木の出会いがああいう偶然であることは構わないんだけど(ラブコメってそういうもんだし)、浅羽が退職届を提出→退職するのは親会社のエクサゾンであり退路を断ってココエブリィ再建に力を尽くすつもり→ってのは表向き(自分に反感を抱くココエブリィ役員以下社員たち向け)で、本心ではエクサゾンの社員ではない=もう都築の「部下」ではなく対等な立場であり、ココエブリィで成果を出してエクサゾンに返り咲いた際には都築を追い抜くつもりだってこととか、浅羽の動向を探る神子とか、社長室勤務となったことで違うものが見えてきた一岡とか、いやいや親会社が経営立て直しのために送り込んだ雇われ社長がその親会社を辞めるのになんで出向先の社長に留まれるんだ?ってなあたりまえの疑問はそれとして(普通は親会社を退職すれば子会社の社長職も解かれるだろうから、退職届けは都築が一旦預かったんだと思いきや、浅羽が「都築さんならこの意味わかりますよね?これで対等ですよ?(ニヤリ)」とか言っててコイツなに言ってんだ?と)、ビジネスパートは面白くなってきつつあるんでラブコメドラマにありがちな“偶然”をあまりそちらに侵食させないで欲しいかなー。

ていうかベトナムに飛んで頭下げて契約取り付けてきたカカオどうすんの・・・。あの時はとりあえずあの一袋だけをサンプルとして購入し、樹木のシュークリームの商品化が決まったらすぐさま本契約するってな話ならいいんだけど、あの時点で契約結んじゃってんだとしたらカカオを使った別の新商品考えなきゃならないじゃない・・・。
ていうか北川が企画したシュークリーム、あれマカロンだと思って見てたんだけどそういやこれ「売れるシュークリームを作るぞ対決」でしたよね・・・。あんな色のシュークリームマジで食べたくねーんですけど・・・・・・。

とか思いながら見てたんだけど、あまりにもあまりな太賀の「報われない男」っぷりにそんなモロモロはどうでもいいじゃないか!!という気に・・・。

徹夜覚悟で試作してる最中に寝ちゃった樹木のためにブランケットを取りにいって戻ってきたら拓にいがスーツの上着を掛けてあげてたもんだから邪魔しちゃ悪いと思ったのかその場を立ち去る(でも翌朝キッチンはピカピカ綺麗になってたからしばらくして戻ってきて後始末をしたのだろう)ってところまではまあよくあるヤツなんだけど、満場一致の0対10でシュークリーム勝負に完敗し、行き先ボードに「ありがとうでした」とだけ書き残してココエブリィから去った樹木を追いかけ、何度も電話するんだけど出てくれず、日が暮れるまであちこち駆けずり回って探した挙句やっと見つけた樹木の隣にはまたもや拓にいがいて、落ち込んでると思った樹木は楽しそうに笑ってんのを見た瞬間の太賀の顔たるや・・・。

樹木を追って飛び出してったときはまださほど暗くなってなかった(というより日中だったような)けど、見つけたときはすっかり日が落ちてたってことは少なくとも1時間かそこいらは探し回ってたんだろうに拓にいが先に見つけてんのも、ずっと一緒にシュークリーム作りしてた自分ではなく拓にいが樹木を笑わせてんのも、そらショックですよね・・・。
つーかこれはさすがに太賀が知らずに終わりますようにと祈るけど、樹木さん太賀の電話には出なかったのに社長からの電話には出たんですよね・・・・・・。
なんかもう・・・あまりにも哀れ過ぎて、ラブコメにはちっとも興味ないけどわたしこれ太賀目線で見るわ!そう決めた!。
(太賀だけ役名でなく「太賀」って書いちゃってるけど、今時点では太賀だけは太賀と呼びたい気分です)