『探偵 由利麟太郎』第2話「憑かれた女」

キャストを見ただけで尾上寛之が犯人であることは明白なので、尾上寛之が犯人でしたという真相にはむしろ「そうでなければ許さん」ぐらいの安定感がありましたが、少年時代の尾上寛之を変質者にした親父の映画のバスタブの死体、尾上寛之少年の顔面に血しぶきを飛ばしたあれはほんとうに死体だったのかそこがとても気になります。原作者が江戸川乱歩であれば“当然本物”と判断するところですが横溝正史はわからんなー。

あとドラマ(ストーリー)的には誰に殺されようがそこはどうでもいいことなのでしょうが、ヒロインの恋人である赤楚くんが坊主頭の人に殺されたのは誰の命令だったのかも気になる。尾上寛之なのか、それとも“危ない仕事”をしてたらしいからその筋なのか。前者であれば殺意の源は憎悪だろうし、後者であればお仕置き、もしくは見せしめの意味合いが強いのではないかと思うのだけど、どちらににしても胸をちょろっと切られただけのキレイな顔してるだろ・・・な死体でまるで赤楚くんがヒロインのようであった(笑)。


原作にある台詞なのか知らんけど、「オリジナルを超えるリメイクはない」にはフジテレビ(作ってるのは関テレだけど)お前が言うかー(笑)となりました。