おじさんの病室でおじさんとともに寝ちゃってる三宅先生を見て、黙って病室をあとにして歩きながら泣く松本の背中。これよかったなあ。「松本先生は泣くときも歩きながらなんだね」と三宅先生が言ってたけど、わたしも同じことを思って、それが松本先生なんだなーって、最初は医者で僧侶って(その設定の)意味がわからんとか思ってたけど、なんかもう、ぜんぶひっくるめて人間として愛おしくてたまらない存在になりました。
ずっと根に持ち続けた出会いのシーンの回収も含め濱田の着地点も完璧だったし、おじさんのために照くんが病室で念仏を唱え、病院スタッフは病室の外で手を合わせるというこのカットがほんとうに素敵で、とても気持ちのいい最終回だった。
死ぬことと生きること。助けることと助けられること。テーマは決して軽いものではなかったけど、でもドラマは軽やかで、前向きで暖かくて、切なかったり胸が痛くなることもあったけど、見終わると毎回「よしっ!」というちょっとした活力が自分のなかに芽生えるという、そんな作品でした。いいドラマだったー!。おかげで今猛烈にあみぐるみやりたい欲が発動している!w。