『仮面ライダーゼロワン』第21話「意義あり!ソノ裁判」

裁判という素材を扱った回で(人の人生を左右するものを勝負の道具にしていいと思ってんのか?とわたしは前回の感想で書いたけど、劇中で或人が同じことを言ったもんで「おっ!?」と見直しかけたけど、ヒューマギアが「被告人は嘘をついてないからこの裁判には必ず勝てる」と言うもんだから「じゃあ勝負します」ってんで真顔になりました。勝てるなら勝負するんかい・・・)名誉棄損で訴えると息巻きつつ暴力行為に強制暴走を引き起こし他者(他社)の所有物を無断で破壊するといった問題行動をこうまで堂々と行う敵側もうんざりだし、それに対してなにもできない主人公にもうんざりだし(スマイルと同様にセキュリティ強化プログラムを施されたから(そのせいでアークが操作できないから)物理的に暴走させられたってことなのか?と思ったんだけど、それ以前に法廷という悪意の最前線で働く弁護士ヒューマギアがこの程度の悪意で暴走しかけちゃうだなんて、そんなものを商品として世に出しちゃダメだろうよ)、お仕事対決はヒューマギア(とZAIAスペック)ではなく人間を、悪意を含めた「人間の心」を描くことが目的なのだとしても話があまりにもひどすぎて見るに堪えないので早く終わってほしい。わたしの忍耐力がんばれ。


希望を聞かずあたりまえにおしるこ缶を奢ってやりつつサラッと助言をキメる不破さんをわたしはゴリラゴリラって言ってるけど、いざ劇中で誰かにゴリラ呼ばわりされると不愉快になるぐらいわたしは不破さんが好きだよ。