『仮面ライダーゼロワン』第20話「ソレが1000%のベストハウス」

ザイアスペックとヒューマギアの勝負以前の話として、電話とはいえ机に脚を乗せながら客と話しをするとか言語道断だろ。どこのヤクザだよっての。
華道家のひとは裏でヒューマギアを陥れるべく小細工こそしたけど「華道(生け花)」に対する姿勢はマトモだった。だからつまんないなとは思えどまあ見てはいられたけど、これは無理。負けを認めることができなかったとか、初心を忘れてたとか、そういうレベルじゃないでしょ。
挙句相手の扱う物件を破壊し、さらに修繕工事の邪魔をしたことが判明してるのに(2400万だかの物件を紹介しようとしてリフォームするつもりがぶっ壊されたってんでほぼほぼ建て直ししたけど、その費用はどうなんの?2400万に上乗せすんの?それとも当初の金額通り2400万で売るの?)(工期がまにあわないから親方の数を増やそう!という発想はまさしく道具扱いしてるよねってんで呆れつつ、でもこれがヒューマギアの正しい使い方だよねってのはソレとして、増やした親方のキャラがぜんぶ違うのはなんなの?親方のデータをコピーしたんじゃないの?その場合まったく同じ親方になるとわたしは思うんだけど、そうならなかったのはなぜなのか教えてほしい。暴走したけどデータのバックアップから再生できたサクヨとスマイルが破壊前と「同じ」であることとなにがどう違ってのことなのか)、勝負をつづけさせてくれという或人は狂ってるとしか思えんし、「最後の勝負には負けたけど売り上げは上だったんでZAIAの勝ちです」ってなんなのこれ。この勝負になんの意味があるの?(ていうか、確か件数勝負だったような・・・)。

ていうか、「予算5億」で「家族みんなが集まれる大きな家」という希望と条件が提示されて家を探すとなったとき、言われた通りに5億めいっぱいつかって大きな家を探す(見つける)のが『人工知能』じゃないのか?。「本当に求めているのは家族とのの距離(近さ)」という依頼人の真意に心を向ける(それに気づく)ことができるのは『人間』だからなんじゃないの?。スマイルにはそれができるってことならちゃんとそう説明してほしいの。スマイルがマギア化したのは新屋敷に甚振られることで人間に対して「悪意」を抱きそこをアークに利用されたからで、それと言葉の奥にある真意を汲み取ることができるほどのシンギュラリティに達してることとはイコールじゃないよねえ?。今回の話は根本的なところからおかしいとしか思えないんだけど(家族との距離が近い家を探すのは結構だけどあんな交通の便が悪い森の中の一軒家を老人に薦めるあたり、住環境の重要性を理解してないんだろうなと、さらに言えばこの山小屋(だよな・・・)の面積からして集まった家族は泊まれないだろうからその日のうちに帰っちゃうんだろうね・・・と、そのあと依頼人はこんなぽつんと一軒家に一人残されるんだよね・・・と、そこまで想像できないからこそのこの物件ってことなんだろうなと、こはやはりロボットなんだなとは思いましたが)。

そんで次は人間の検事とヒューマギアの弁護士で勝負って、おいちょっと待てと。裁判ってことは被害者がいて加害者がいて、その背後には双方の関係者だっているのに、それをお前らの「勝負の材料」にするのかと、していいと思ってんのかと。

今回ついに再生させたスマイルに「暴走しないようにセキュリティを強化しました」ってな発言があったけど、じゃあ今後出てくるヒューマギアは少なくとも現在と同じ状況下での暴走はしなくなるんだな?。なんの説明もなく次回もヒューマギアが暴走したらさすがにもう付き合いきれない。


・・・・・・と言いたいところだけど、不破さんと謎のフード野郎の関係性は気になるの。お仕事勝負の陰で不破さんだけは「自分の仕事」をコツコツとこなしてくれてることがせめてもの救いでありわずかな希望です。