今頃になって「わが社の危機」で「社長の解任動議」だなんて何言ってんの?と前回の感想で書きましたが、その解任動議は副社長が一人で言い出しただけのことであって他の役員たちは「社長はテロリストから人々を守ってくれたヒーローです!」とか言っててポカーン。それを言うのが飛電外の人間(世間)ならわかるけど、企業としての責任問題そっちのけで「社長はヒーローです」ってなんだこの会社(つーか確か飛電の社長になるならゼロワンとして戦わなければならないってな話だった記憶があるけど、社長の椅子を狙う副社長はその点についてどう考えてんだろうな?。腹筋崩壊太郎がマギア化させられるまではゼロワンの出番なんてなかったんだろうけど、今じゃヒューマギアの暴走が日常茶飯事なわけで、社長になったら戦わなきゃならないってわかってんのかと)。
その直後にテロリストはいなくなったはずなのに再び暴走ヒューマギアが現れちゃったけど、助けてくれてる限りはヒーロー=社長として担ぎ上げるけどゼロワン一人でどうにもならない事態になったら光速で手のひら返ししそうな予感しかしねえ。
秘書ヒューマギアを連れて単身行動が常で、ヒューマギアの仕事っぷりを視察した先々でみすみすハッキングを許し暴走した自社製品を破壊することしかしてない(一般社員と交流してるの見たことない)のに「社員に支えられてる」っつってパワーアップして、そんで滅を犠牲にして覚醒したはずの迅がなんの盛り上がりもなく倒されて終了だし、瀕死かと思われたイズもあっという間に元通りになってるし、まともに機能しなかったエイムズから何の結果も残さずに刃はZAIAに戻るというし、滅亡迅雷篇の閉じ方へたくそすぎね?。
迅は「人類滅亡」というラーニングをさせられただけだとわかってるのに(いやでも迅は父親である滅が自分を庇って死んだことによりシンギュラリティに至ったんだよね?それなのに「ラーニングが悪かったんだね」って話になっちゃうの?)、人間とヒューマギアが共に笑いあえる社会になるといいなみたいなことを言って迅をサクっとぶっ壊す或人が心底わからない。
で、どうやら見た目よりもそこそこ歳はいってる設定らしいZAIA社長。何を目的として飛電を乗っ取ろうとしてるのか知らんけど(それはこれから明かされていくのだろうから今はわからなくていいです)、全身白(のピチピチ)で固めて「進捗率1000%」とか言ってる時点でアレすぎて、コレがこの先しばらく敵になるのか・・・・・・と改めて頭抱えそうになったところで次回は生け花対決とか(笑)。
新年のネタ回でしょうが(まさか対決で勝ったほうが株の何パーセントかを手にするとか言い出すんじゃないでしょうね?w)、もういっそそっち方向に振り切ってもらったほうがまだ楽しめるかもしれない。
真面目な話、病院回で見せたようにヒューマギア頼りで運営されてる施設があるのに「ヒューマギアを全て廃棄」なんてことが出来るのか、ZAIA社長の発言に対しヒューマギア運用の実験地域で暮らす人々がどんな反応を見せるのか、ということはとても興味があるのだけれど、今までの内容を考えるにそれをしっかり描いてくれるとは思えんし、だったらトンチキ展開で笑わせてくれたほうがいいかなと。
刃にか滅にか、アークにか、あとまあ不破さんのセンもあるかな?高笑いしてるところをグッサリ殺られる1000%社長の図が思いっきり予想できるんで、せいぜいその時まで1000%と言い続ければいいさ。