『シャーロック』第5話

前回の金子あっくんで男性の犯人もあり得るということがわかったので、永井大・・・はないとしても若村様ではなく小市さんの可能性もあると考えつつ見てましたが、ここはやはり「本命」である若村様だよな。むしろ若村様でなかったらガッカリする。
でも若村様が若村様すぎて、これなんのドラマだっけ?ってなるのがなんとも。今回は特別(特殊・突飛)なことをなにひとつしなかったこともあって事件を解明するのがおディーン様(獅子雄)である必要性皆無だったもん。

“水槽の大きさに対してグッピーの数が少ない→ポンプを血抜きに使ったために死んだから”

これは「血を抜く」という行為を誰もが思いつくとまでは言えないのでいいとしても(でも死体はないのに致死量の血があるって時点で「血だけを撒いた」とは考えるけどね)

“クリスマスにはまだ早いのにツリーを出してる→ツリーの保管スペースに変わりの何かを置く必要があったからツリーを出すしかなかった”

って、こんなの獅子雄でなくともそれこそ警察の人間だったら思いつくでしょ。

挙句、葉山くんが自死を選んだ「原因」は職場でのパワハラだろうに、母親の過剰な愛情、束縛が「理由」という話の持っていきかたというか落としどころがどうにもこうにもすっきりしないけどこれが「若村様の話」だと思うと納得してしまうわけで。

優秀なオペナースだった母親にエンバーミングできる技術はあっても息子を殺した男のうちを血まみれにしてバレない技術、例えばそこそこの高級マンションだろうから確実にあるであろう監視カメラから逃れることだとか室内に毛髪等の証拠を残さないだとか、そういう技術や知識があったとは思えないから推理ドラマとしては「粗い」としか言えないけど、どれほど優秀でも普通の看護師は「エンバーミング」なんてできないだろうってことも含めて若村様ならできるだろう、いややるだろうと思うしかないもんな。