『リカ』

原作は「リカ」と「リターン」を既読だけど高岡早紀による「雨宮リカ、28歳です」は笑っていいのかどうか判断がつかない。どう見ても「オイオイ」って突っ込むところだけど、面接のときも勤務初日の挨拶のときも「28歳」にどう反応していいのかわからないというよりも(それもあるだろうけど)自己紹介の内容に戸惑ってるほうが強いように見えたし、そのあと「え・・・28歳?嘘だろ」ってザワザワしたりしない(そういう描写はない)ということは周囲には「28歳」として通用しちゃってる、ということでいいのだろうか。
医者や看護師たちのザワザワがないのもだけど徹平はともかく西岡徳馬も「嫁候補」として見てるってことはそういうことだと思うのだけど、いやさすがに無理だろって混乱するわ。原作のリカは体臭のこともあってもっと見るからに“異様さ”が際立つキャラだった記憶があるけど、それこそ振り切った水野美紀とかだったら周りが突っ込まないことも含めて「ネタですね」と受け止められるけどこの高岡早紀はどっちつかずでなー。底なし沼系の怖さは悪くないけど、リカはそこいらのストーカー女と同じように見えちゃダメだと思うの。