『監察医 朝顔』第8話

わたしが感じてた不穏な流れは桑原君の殉職ではなくそっちかー。原作がどうあれドラマだけ見てるぶんには殉職するんでもなければ捜査一課に異動させる理由がないだろと思ってましたが、殺人事件となれば捜査は県警主導になるだろうし、このための捜査一課行きだったか。
と、ホッとした反面ちょっとガッカリしてるわたしがいます。もうしわけない。
ていうか、桑原君にリゲインではなくアゲイン(ってまさかのネタすぎたw「無理しないで」といいつつ24時間戦えますかと問うとかさすが風間俊介!闇が深いぜ!!w)渡される平さんが孫とお出かけしてる最中にぶっ倒れる(過労死する)んじゃないかとハラハラしちゃったよ。

残り2話なのかな?。次のご遺体は友人であり、これまた友人がその容疑者であるという状況だし、さすがにこれまでのようなドライな描写にはならないでしょうが、そうなるとこれまでのスタンスはなんだったんだ?ご遺体とその家族が「友人」であるか否かでそんなに態度変えちゃう?ってなことにならなきゃいいけど・・・。

というのも今回のゲスト話があまりにもおざなりだったからなんですけどね。死因不明のご遺体が運ばれてきて、残された家族のために必死で死因を調べたけど結局これという理由を見つけられなかったと、そこまではいい。そういうこともあるだろう。でも「奥さんはモヤモヤ病で、早くに死んだその母親もモヤモヤ病で、モヤモヤ病は遺伝することがあるので娘を早く調べたほうがいい。早期発見なら手術で治るから」と告げてハイおしまいっていくらなんでも(お話として)ドライすぎない?。監察医としてできるのはそこまでだってことはわかるけどさ、例えばそのあと法医学教室の誰かに「紹介した先生から連絡があって、娘さんもやっぱりモヤモヤ病だったから近いうちに手術予定だって」と言わせることで明確な死因こそ突き止められなかったけど、娘の命を救えるであろうことで母の死が無駄にならなかったという後味になるじゃん。
父親にアドバイスできた時点で無駄じゃないという解釈もできるってかそう受け取るのが正解なのでしょうが、父親若いしお金もあんまりなさそうだしさ、突然妻が死んでその理由はよくわからなくって娘も病気(になる)かもなんてことを受けとめきれるかどうかわかんないからそれくらいハッキリとした「救い」が欲しかった。


デビューを控えた現時点ではjrの子に「妻子持ち」役をやらせるけど妻どころか子供との仲睦まじい様子は一切描かれないところに見える(気がする)“戦略”は興味深かったけど。