『仮面ライダージオウ』第33話「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」第34話「2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ」

うーーーーーーん、京介が「響鬼」になるって、それでいいのかなぁ?。京介は鬼の掟を破り続けていたわけで、そこはまあ轟鬼がお目付け役というか、轟鬼に一任されてるところがあったのか、それとも轟鬼たちが吉野にバレないよう影でフォローしてたのかなーと想像するとして、響鬼になりたかったけどなれなかった京介が轟鬼のように「自分なりの鬼」になるってな話であったならば素直に良かったな!と思えただろうけど、なんでこの流れで響鬼になれるのか、響鬼を継げるのか、わたしは腑に落ちない。
ツトムに対し京介が「ヒビキさん」としてどんな接し方をしてたのかわかんないし、先輩である戸田山に対する口の利き方も相変わらずすぎるから人間的な成長が見えないし、つーか弟子の不始末に師匠がきっちりカタつけてこそだろうにジオウを絡ませなきゃならないからか「響鬼感」なかったしね。響鬼の必殺技は平成ライダーに於いて異色中の異色だし、話の流れ的にもここは響鬼となった京介単体で必殺技キメさせるべきだったと思うわ。

でも轟鬼のなかには今も変わらず斬鬼さんが居て、そして響鬼の世界に日菜佳さんは今も元気で生きている。これだけで胸がいっぱいになってしまうのですよ。

京介が響鬼を継承したあの光の演出からして、ヒビキさんはもう・・・・・・そういうことなんだろうなとわたしは解釈したのだけれど、だからこそ、ゆえに、京介のこのぼんやりとした響鬼継承を認めたくないと思ってしまうので響鬼編のことは早く忘れよう。ウォズさんすっかり祝え!芸人になってしまったし。
(つーかウォズが我が魔王の生誕を祝いたい気持ちは間違いないと思うんだよね。我が魔王を祝福することがウォズのアイデンティティだとしても、祝いたいと思う気持ちそれ自体は純粋なものだとわたしは思うので、そんなウォズに対し「間違ってる」「人を祝う事のなんたるかがわかってない」「お前が楽しいだけだろ」と言うツクヨミやっぱ性格悪いなってなっちゃう)