『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』第2話

関係者の息子だろうが部外者以外のなにものでもないわけで、そんな人物がホイホイ入り込んでウロチョロ隠れてても問題にならない(隠れてるのを全員で見つけるまで気づいてるけど放置してたってわけじゃないよねえ?)ってどうなんよ?なんてことはどうでもよくなるほど2話もいろいろアレでした・・・。

ギャンブル狂でタバコ呑みで離婚に応じようとしない父とその息子の話と母と妹を癌で亡くし自らも一度癌にかかり(離婚してシングルマザーの契約社員で)再発したかと思ったら息子も癌でしかも癌遺伝子を持っているから一生癌の発生に怯えながら生きなければならないなんて話を平行して描いたわりには「コレ」といった繋がりもないから盛り上がりもしないし、挙句離婚届に「バーカ!」ってなんだこのオチ。

なんだと言えばばっさーの過去よ。ばっさーが窪田くんのことを覚えてないのはどうやら過去のトラウマによる記憶の封印(か喪失)が理由みたいだけど、工事現場に入り込んだ犬を捕まえに行った兄ちゃんが死んじゃいましたってすべてにおいて安易すぎねぇ?。つーか窪田くんの過去回想で杏ちゃんがその犬を抱いてるけど、この回想は兄ちゃんの事故がある前のこと・・・ってことだよね?。じゃあわんこどうなったん?。兄ちゃんは死んだんだろうけどわんこ諸共なん?。だとしたらわたしもう見ないよ?。

てかさ、そもそもの話になるんだけど、唯織にとって杏ちゃんとの約束が全てであることはわかる。共感はできないけど理解はするよ。でも本来はその杏ちゃんよりも読影医師としての能力は遥かに高いのにそれを隠して杏ちゃんをサポートするというこの構図がなーんか腹立つんだよなぁ。ていうか立場は「技師」だけど唯織の能力とか目線は医師のソレであるわけで、支えてるというより誘導してるじゃん?。それがなんていうか・・・傲慢に感じる。医療というものに対し不誠実な感じもしちゃうし、だから五十嵐唯織という主人公にいい印象を持てなくて、窪田くんは主役として求められる演技をしっかりこなしているのだろうとは思うけど、そう思うだけに窪田くん目当て(ってだけ)で見てるわたしとしては非常に厳しい状況です。