『ミラー・ツインズ』第2話

倉科さんと勇吾はそういう関係性なのか。勇吾と圭吾の間でフラフラするんだと思ってたけど、ここまでガッツリ双子に関わる女だとは思わなかったわ。

今回は主に兄である勇吾目線の話で、里美との出会いから誘拐グループ相手に何があったのかってところはだいたいわかったけど、自分は誘拐されていて、そこに居た女の子を助けるために殺してしまったわけで、逃げることはないよなぁ・・・ってところはあるかなぁ。まぁ勇吾はもともと「家に自分の居場所はない」と思ってたらしいし、里美も「いてもいなくてもどっちでもいい」と思ってるってな話なんで『二人で逃げる』ことしか考えられなかったというか、そんな自分たちの境遇に酔ってるところもあったのでしょうが、まぁ・・・(なんて説明したのか知らんけど一時的な保護ではなくこの先ずっと教会(施設)に居られたってのは現実味ないけど)この時点で判断誤ったよね感は否めず。

そんで誘拐犯たちに復讐をするだけならともかくその罪を双子の弟に着せるとか(「誘拐されるのはあいつでもよかった」んだから罪を着せるんじゃなくあいつにも同じ思いをさせてやるんだとかなんとかわけわからんこと言ってたけど)兄ちゃん歪みすぎだろ・・・と思ったら、誘拐され中の勇吾が見た「自分を見捨てて逃げる圭吾」っての、これはまぁ恨みに思っても仕方ない・・・か。

勇吾が里美に「あいつ(圭吾)の本性をお前だって知ってるだろ」とか迫ってたけど、これ(自分を見捨てて逃げる)だけで「本性」ってのは材料として弱いから、親や大人からは「いい子」だと思われてる圭吾だけど勇吾に対しては「本性」を見せてたってことならば、圭吾は克典が思ってるような人間ではなく実は違う貌がある、「本性」は全然違うんだってな話になるならちょっと面白いかも。兄は犯罪者だけど弟はサイコパスでした!とかねw。