『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第4話「竜虎!!最速バトル」

もっと上から嫌味な感じの子かと思ってたんで案外子供っぽいトワのキャラには多少なりともホッとしたもののやっぱコウがキツイな・・・・・・。このルックスで「ウサギちゃん」はねーわ・・・・・・。言葉選ばずに言うけど気持ちが悪い・・・。
うい父のものである神殿の場所を記した地図を勝手に持ち出すし(そしてそれを勝負の代償にするし)、今んとこ好きになれる要素がひとつもないんですけど・・・・・・。

それから、なんたらソウル使ってみてもどうすることもできない重量の石山をティラミーゴなら動かせる!と思ったもののダメでした・・・「ティラ・・・」と落ち込むティラミーゴってのはすこぶる可愛かったけど、ティラミーゴが出来なかったことをマイナソーならいとも簡単にできてしまう、しかも水鉄砲でってのはコレでいいのか?と。
そもそも騎士竜は創造主であるリュウソウ族が(ドルイドンが地球からいなくなったことで)封印したってな話だから、封印を解かれたとはいえティラミーゴがぶっ壊せちゃったらそれはそれでおかしいわけで、それが理由であるならば台詞としてちゃんとそのことを説明しなきゃダメだよね。それがないから単純にティラミーゴのパワーよりマイナソーの水鉄砲のほうが破壊力が強いってふうに見えちゃったもん。

緑と黒の騎士竜探しがあって、マイナソーの生みの親が子供ではなく父親のほうだと気づいた黒の洞察力(ってほどでもないけど)からの冒頭の赤と緑の(低レベルな)勝負・張り合いがマイナソーを誘導することに繋がり、そして見事騎士竜探しの目的達成!というこの流れ自体は良かったのに、ティラミーゴ<マイナソー というこの描写ひとつで台無しだよ。

てかマイナソーの生み主を探すのはわかるけど、なぜあの病室に辿りついたのか。あの親子だとわかったのか。当初は子供のほうだと思ってたってことは“感知”できるとかそういう種類のことではないってことだよねえ?。
(つーか「仕事が忙しくて子供と遊ぶ時間がない」という感情がマイナソーを生みだしたってのもピントずれてない?。普通に元気な子供ならわかるよ?遊んでやりたくても遊んでやれない申し訳なさに付けこまれましたでわかるけど、どんな容体か知らんけど子供入院してるじゃん。遊ぶよりもまず「元気になって欲しい」と願うほうが先じゃん。生み主は子供のほうだと思ってたけど実は父親のほうだったってな話になるのは結構だけど、そのために父親の心情がおかしなことになっちゃってるとか本末転倒じゃん)

それから、あの神殿の中に「仲間」がいることはティラミーゴに聞いて判ったってことでいいんだけど、それが緑の騎士竜だってなんでわかんのよ。

どちらも物語の「設定」に大きく関わることだよね。マイナソーの生み主をどうやって探すのか、探すことができるのか、その方法はしっかり明示しなきゃだめだし、リュウソウジャーと騎士竜は1対1のペア関係にあるというならば、ティラミーゴに確かめるまでもなく「この中にいるのは俺の騎士竜だ。俺のソウルが反応してる」とかさ、そういうことを言わせるべきだろうよ。

二手に分かれて探してるときはなにもない駐車場みたいなところだってんでアスナが叫んでたってのに、バトルが終わったらバンバが地下で自分の騎士竜見つけて話しかけてんのも話すっ飛ばしすぎだしさあ、リュウソウジャーと騎士竜の出会いと認め合いってのは序盤で描く最重要要素だろうにそれがこれって(この脚本が通っちゃうって)ほんとに本気で今年の戦隊まずいんじゃ・・・・・・。