『まんぷく』第19週「10歩も20歩も前進です!」

誰でも家庭で気軽に食べられるラーメンを作ろうとしていて、まずはスープ作りから始め、立花家の関係者『全員』が満場一致で「美味しい」というスープを作る(そうでなくてはならない)ことを掲げ、ついにつわりに苦しむたかちゃんや鈴さんも美味しいと言わしめるスープが完成したと。わたしの気持ちとしては白薔薇夫婦にも味見してもらえよと、なんやかんやと「借りた」だろうと、そう思うところがあるわけですがそれはまあいいよ。で、次に麺作りに取り組むものの「麺に味をつける」というハードルがなかなか越えられず、それをどう乗り越えるのかと興味をもって見守ってたら「スープのエキスにさっと漬けただけの麺」に「お湯をかけただけ」で「表面についたスープが溶け出してラーメンスープになる」って、ちょっと待って。『スープのエキスにさっと漬けただけの麺』は生麺なんじゃないの?それにお湯かけただけで食べられんの?その生麺すごくない??。
一旦茹でた麺をスープに漬けて取り出して、それをどんぶりに入れてお湯をかけたということならそう説明してほしいけど、たぶん茹でてないよねえ・・・。麺に味をしみ込ませようとしていたけどそれは間違いで、麺の表面にスープを付着させるだけでよかったんだという結論は理解できるけど、茹でた麺をスープに浸してお湯をかけるぐらいなら、最初から暖かいスープに茹でた麺を入れればいいじゃない?って話だもんねえ?。

誰に話しても「ちょっとなにいってんだかわかんないです」ってな反応だった即席ラーメン作りがそうそううまくいくはずがないので「暗中模索で紆余曲折しながら試行錯誤する萬平さん」がしばらく続くのは仕方ないとして、18週の土曜日でしたっけ?眼鏡のつるをくわえる萬平さんという神ショットがあったんですが、そういうのちょいちょい入れてくれると嬉しいです(頭上の眼鏡を「めがねめがね」する萬平さんに黙ってかけてあげる福子にチューしようとする酔った萬平さんってのはわたしは求めてないですw)。

で、ラーメン作りが言ってしまえば単調なのでそれ以外のところで話を転がすのはいいとして、また忠彦さんのモデル騒動かよと。前回と違い今回はモデル自ら煽ってるところがあるとしても克子姉ちゃんってもう50近いんじゃないの?。歳は関係ないといえばそうなのかもしれないけど、家とは違う場所にあるアトリエに二人っきりでこもってるならともかく中でなにやってんだか外から見えるわけだし、そんなにキーキーならんでも・・・とは思う。鈴さんにも言われてたけど娘がもうすぐ子供産むわけでしょ?孫ができるわけでしょ?だったら旦那よりも娘とお腹の子供のほうに気持ちが向きそうなもんだけどなぁ・・・

と思いかけたけど、そういや鈴さんも娘があともう1週間かそこいらで出産予定日を迎えるというのに誰にも相手にしてもらえないからと家出してましたっけねw。この母娘は基本娘より自分が大事なんですねw。

とか思ってたら壇蜜がなんか踊りだしてんだけどなにこれwww。まさか忠彦さんも一緒にマンボ踊ってるのか!?と思ったら忠彦さんドン引きなんだけどwww。

「また」モデル騒動かよと書きましたが、こういう方向で「前回との違い」を見せてくるとは思わなかったわw。

ってなわけで香田家については笑ってみてればいいとして(どうでもいいしねw)、やっぱりまだ続いていた源と幸のいじめ問題のほうはなぁ・・・・・・。
以前は泣いてた幸と源が「強くなった」という表現が正しいのかわかりませんがいじめっ子に立ち向かってること自体はいいとしても、暴力という手段で立ち向かってるのはどうなのかなぁ・・・。

源の顔にも傷があったし、「ラーメン」「小ラーメン」とからかわれたのに対し一方的に三発殴ったってなことではなかっただろうに、文句言いに来た相手の子供の親にはひたすら謝るだけだわ源に対しては例によって「お父さんのラーメンができたら美味しいって食べるようになる。そしたらラーメン様って言われてみんなひれ伏す」から「暴力はダメ―!」って、さすがにちょっと情けなくないか。
だっていじめの原因は「親」なんだよ?。親のせいで子供がいじめられてるんだよ?。
源と幸の現状をなんとかするためにも(二人を守るためにも)萬平さんのラーメンを完成させることが最優先であることはわかるけど、子供は「今」を生きてるわけで、「将来」のために「今」我慢しろというならもうちょっとちゃんと話をするべきだと思うんだけど。

まぁ子供が「ラーメン」呼ばわりされてる一方で白薔薇のマスターは毎日「ユーアーライスカレー」と言ってるわけで、いじめといってもそこまで深刻な話じゃないんですよってなところでしょうが、福子は萬平さんの妻だけど源と幸の母親でもあるわけで、萬平さんへの献身に対して子供たちへの向き合い方に物足りなさを覚えますという話。