『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#40「心配が止まらない」

わかるようでわからない話だったなぁ・・・。

透真と初美花が魁利の様子がおかしいと思ったのは「最近さぼりすぎじゃない?」ってなことが発端だったよね?。さぼる理由として二人には心当たりがあって、ザミーゴを倒せば大事なひとを取り戻せる、つまりルパンコレクションを頑張って集める必要がなくなったからというのがソレだけど、それにしたってさぼりすぎだってんで魁利が何をしてるのか探ろうとしたわけだよね?。で、魁利がさぼりすぎてたのは白いモフわんこ(!!!!!)の世話をしてたからで、二人が過剰に心配したのはギャングラーの攻撃を受けてのことで、それだけなら「なんだそういうことだったのか」で済むけど、まず魁利のあとをつける→いつも同じところで見失う→そこへギャングラーが現れる(人を襲ってる)という流れと、二人が心配していたことをノエルに言われた魁利が思い浮かべたのは圭ちゃんのことで、圭一郎の存在に心が揺れてることを「二人には見透かされてたってことか」ってのが違和感だったんだよなぁ。

魁利を見失った直後にギャングラーが現れるのは展開上の都合ってだけで魁利とは全くの無関係だったけど、2度も同じことやられたらなんかあんのかと思っちゃうじゃん?。
二人が魁利の様子がおかしいと気づいたのも繰り返すけど「最近さぼりすぎ」だからであって、その理由は白モフわんこ(!!!!!)であって圭一郎は全く関係ないじゃん?。

今回はルパンと同時にパトでもジュゴンなの?マナティなの?どっちなの??なギャングラーの目撃情報を入手してたというのに戦闘に一切かかわることなくすべて終わったところで駆けつけた圭一郎に歩み寄る魁利に透真が何かを思う素振りを見せてはいたけど、魁利はべつに圭ちゃんのことがあるから白モフわんこ(!!!!!)の世話をしたわけじゃなし、話のピントがずれてる感じがして気持ちが悪かった。

今回のギャングラーの能力ってのはなにもないところに心配の芽を植え付けるってんでなく、心配を増幅させる、つまりもともとあった心配の種を過剰に育てるというものみたいだから、てことは透真と初美花の暴走する心配ってか妄想もそれぞれ透真と初美花の中にあるものということになるのでしょうが、透真の「なぜか飛んできたキツツキが腹に激突して爆死」も初美花の「おばちゃんといろいろあって孤独な老後」も、魁利が無茶をして死ぬんじゃないか、孤独になっちゃうんじゃないか、そういう懸念が二人のなかにあるということ、それを描くためのエピソードだったとわたしは解釈してるんだけど(いやでも大和屋回なんだよなコレ・・・)、まさかそこまで心配されてるとは思ってないだろうけどそれでも二人が自分を心配してくれてる気持ちはよく分かったし、それは圭ちゃんも同じなんだと理解できたことで魁利は圭ちゃんに歩み寄ることができましたってことでまぁ納得というか、意味があったとは思うけどね。