『ドロ刑 −警視庁捜査三課−』第2話

初回の感想で“コンビの片割れが泥棒だからそこまで前面に出ることはないだろうしそのぶん13係の比重が高まるのではないか”と書きましたが、13係は『チームで動く』そうで、高まるどころか全員出動でうれしいけどちょっと意外。わかりやすすぎる「個性」としょーもない「あだ名」はわざとだとして、さっそくその能力が活かされた野間口徹江口のりこの変装の達人はいいとしても、中村倫也→脚フェチが原因で捜査一課から左遷、板尾創路→アル中、丸山智巳→喧嘩上等、石橋安奈→路上でオカリナを吹くとか捜査には全く活かせないだろう『個性』ってどういうこと?普通こういうのって変態とかアル中だけど一芸に秀でてる奴らが集まるもんじゃないの?。
一方で主人公はチャラ男なのかやる気なしおなのかゆとりなのかはっきりしないし(むかつくことは間違いないけど)「コレ」といった説明文がなくゆえにあだ名もつけてもらえなかったわけで、そこいらへんを林さんがどう転がすのか楽しみだなー。
ケンティ班目(スーツ以外のファッションはなんなの?これイケてんの?イケてない設定なの?)が風邪で寝込んでるのは張り込みの一環だろうってのは即わかってしまうので、チーム戦といいつつ結局いいところは毎回班目が持っていくのかーと思ったところが笹野さんにワッパかけるのは今回一番頑張った丸山智巳の勝手田だったんで、こんな感じで毎回13係をひとりずつお当番回として話の中心に据えて、班目と絡ませる構成になるなら13係のメンツからして面白くなるんじゃないかな。なったらいいな。