強制帰宅ビームが魁利にだけ効かなかったのって、魁利が怪盗である自分を認めルパンマグナムを手にしたから、そこが透真と初美花とは違うからってことでいいの?。
魁利の闇は晴れてこそいないものの魁利のなかで落としどころができたからこそ兄貴を撃つことができたんだとわたしは解釈してるんだけど、いつまでこの要素を“特別扱い”し続けるのだろうか・・・って、こういうの以前も思った記憶があるような・・・としばし考えてわかった。ジュウオウジャーの大和だ。大和の父親に対する悪感情の引っ張りっぷりと似てるんだ。
魁利の兄貴に対する感情ってのはイコール圭ちゃんに対するソレであるわけで、(作劇上)そう簡単に吹っ切ってしまえるものではないのでしょうし、37話まできてルパンマグナムを手にしたというのに兄貴に対してやったことと同じことを圭ちゃんに対してやってしまったわけで、魁利自身は乗り越えたつもりでいたとしても実はなにも変わってなかったと、そういうことかもしれないけれど、大和と被ると思ってしまった途端ずるずる引っ張っても結局なんてことはない結末が待っているのではないかと、この先大丈夫なんかな?という不安が生まれてしまった。
今回の話を展開させるとしたら、魁利にだけ強制帰宅ビームが効かなかった=魁利は「帰る家」を持たない(ジュレはそれではない)ことを心配してか、魁利のところに圭一郎を向かわせるようなことを言ってしまった透真の心中のほうだと思うんだけど、たぶん「懐かれていると思っていたのに嫌われてしまった」圭一郎のほうに向かうんだろうなぁ・・・。
そうそう、予告で夜のベンチに座る透真が圭一郎が座ろうとするとスッと避ける(距離を取る)ってなカットがあって、透真はどんだけ圭一郎を避けてんだよwと思ってたけど、多少は避ける気持ちがあったにせよ避けたのではなく圭一郎が座るスペースを作ったってな感じだったんで良かった(ような残念なようなw)。ていうか圭一郎は「隣いいかな?」ぐらい言おうよw。