『仮面ライダージオウ』第6話「555.913.2003」

乾巧と草加雅人を揃って出したというのになにこのぺらっっっっっっっぺらな話・・・・・・。
555を知らない人(子供も大人も)はこれたっくんと草加仮面ライダーだと見てるだけでわかったのだろうか・・・・・・。
だってこれ話的にはただのおっさんでしかないじゃん。とくに乾巧なんもしてないじゃん。猫舌を高校生にフッて笑われただけじゃん。
アナザーファイズが誕生したことでオルフェノクもいなくなるのなら流星塾なんて存在しなくなるだろう?ってのは単なる児童養護施設に書き換わったんだろうと理解するとして、施設の後輩であるカリンから相談されたおっさん(草加)の行動を「お前のこと嫌いだけど仲間だから」っつって止める流しの洗濯屋(ってなんだよって劇中でツッコめよ)のおっさん(たっくん)ってだけだよね。
つーかなに?草加は15年ものあいだずーーーーーっとカリン(と佐久間)のためにカリンの命を止めようとしたってことなわけ?。じゃあたっくんは?たっくんはいつから「仲間」を止めようとしてるわけ?これがたっくんと草加が『仮面ライダーにならなかったら歩んだかもしれない人生』だとでも?。
他人を犠牲にして生き続ける(生かされ続ける)ことにもうこれ以上耐えられないってんで最近になって草加に相談したのかもしれないけど、だったらたっくんはどうして草加のしてること(しようとしてること)を知ったのか、この世界のたっくんと草加の関係はなんなのさと。
アナザーファイズに“首折られそうになってる草加を今度こそ救うたっくん”はそりゃあ嬉しいよ?でもそれだけを「はいどうぞ」と提供されても燃えはしませんよ。舐めんな。
なによりアナザーライダーが誕生することでそのライダーの力が奪われてしまう(ライダーではなくなってしまう)という超絶クソ設定は納得はせずとも理解したけど、だからって(必殺技の途中で変身解除するシーンを新撮しておきながら)歴代ライダー呼んどいて「変身」させない(言わせない)とか心底意味がわかりません。
カリンの死を受け入れられない佐久間がタイムジャッカーと契約しアナザーファイズとなり「天秤座の18歳の女性」のライフエナジーを奪う?ことでカリンの生命を維持し続けてたものの、アナザーファイズとしての力が弱まったから今度はアナザーフォーゼになって引き続きエナジー奪い続けようとしてましたって、アナザーファイズとアナザーフォーゼの『やること』が一緒って、じゃあ元のライダーの力(の違い)はなんなのさ?。しかも佐久間をアナザーファイズにしたのはオーラでさらにアナザーフォーゼにしたのはスウォルツなんだよね?。力どころかライダーとしての物語全てが「書き換わってしまう(なかったことになる)」なんてクソオブクソ設定にしておきながらライダーが変わっても(契約元が違っても)やること同じとかそんな適当な話運びある?。
・・・まぁたっくんも超気軽に「これお前のだろ?」ってな感じでライドウォッチ渡してましたけどね。
そしてそれをそのまんまゲイツに渡す王様ね。
でもまぁゲイツファイズアーマーのクリスマはキメたあとのカット含めカッコよかったよね!肩にでっかいファイズフォンくっついてんのはむしりとってやりたくなりましたけどね!。