『激アツ!! ヤンキーサッカー部』後編

前編はイシ先輩、後編はマコト兄ちゃん演じる武蔵メインになるかと思いきや、勝つためにはちゃんとしたキーパーが必要だ→喧嘩ドッヂボールの人を入れよう!ってところまではいいとして、
武蔵「1球勝負で俺がボールを取れなかったらサッカー部に入ってやる。取れたら俺の言うことをなんでも聞け」
岡野「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
岡野の投げたボールをがっちりキャッチする武蔵
武蔵「俺の勝ちだな」
膝から崩れ落ち悔しがる岡野とサッカー部員たち
武蔵「サッカー部、入ってやるよ」
岡野「え?」
武蔵「お前の魂、しっかりと受け止めたぜ」
ウエ(&わたし)「カッコいい!!!」
↑こんな感じでアッサリ入部しちゃってズコー(笑)。
これあれだ、この「お前実はやりたかったんだろう?」感はタンブリングで大東兄さん木山が入部したときとおんなじやつだ(笑)。
武蔵が加入して以降は普通に高校サッカー部の話になり、イシ先輩の引退とか普通に胸アツだし(金子賢もどきの人になにを耳打ちしたのよイシ先輩!)、ていうか社会人になったイシ先輩ってば給料ためて自腹でユニフォーム新調してくれるとかマジいいヤツすぎて「うおおおおおおお!」ってなったよねw。
でもイシ先輩、試合は見に来ないんだよね。試合やってるのが平日にせよ休日にせよ、イシ先輩はきっと仕事で、仕事は休めない(休まない)んだよね。だからせめてユニフォームだけでもと考えたんだよね。
反対に、三角牛乳片手に憎まれ口きいて、でも的確なアドバイスをくれたのが勝村さんの顧問。汗を拭きつつ物陰からこっそりしっかり観戦し、初ゴール初勝利にガッツポーズする勝村先生もやっぱり捻くれいいひとだったけど、どちらも最後の試合にいなかったのがドラマ的にすこぶる残念。
岡野が最後にPK外すのは選手時代に何度も聞いていたので、まさかそれをウン十年経って「実写」で見る日がくるとは思ってもみませんでしたが、これがあっての、この終わり方だからこそ岡野の話がドラマ化されたんだろうなぁ。勝って全国に行くんでも、80分で負けるんでも、他の誰かがPKを外したのでもなく最後の最後で岡野が外して負けた。これ以外の終わり方はありえないとすら思える切なさに、さすがわたしの愛した男!と言わざるを得ません!(笑)。
県選抜に呼ばれるのは岡野とトガ・・・ではなく岡野とマサと、そしてホソだった!ってんでついに矢野くんと生成ちゃんの絡みが!!来る!!!と期待する間もなく岡野に「プロになって日本をW杯に連れてってくれよ」と言うトガにですよね・・・・・・・・・と、トガとホソの絡みとかこの企画的にはまったくもって不要ですもんね・・・・・・・・と、期待しかけたぶん結構な落胆を喰らったのはそれとして、現在のトガはスポンサーとしてガイナーレを支えてるってんでここにもドラマが!!!なんだこのドリームストーリー!!!。
いやあ・・・いい話を見せてもらいましたわ。イケメンパラダイスを楽しむつもりが普通に物語を見てしまった。これが“作り話”だったら「ねーよ」で終わってしまうところですが、これが実話であること、トガが言ったように岡野はほんとにプロになって日本をW杯に連れて行ってくれたことも含めてそれ自体がすごいよなーと改めて思う次第。そしてやっぱり、やっぱりね、岡野雅行、いい男だよね!(解説の才能は残念ながらないけれど・・・)。