『グッド・ドクター』第9話

どれだけ私のお腹を切れば気が済むの!?といよちゃんがキレたのはお姉ちゃんのためであることはわかりきってたけど、「お姉ちゃんのお腹にまで傷をつけたくない」ってところまでは想像が及ばなかったわぁ。そのためにバスケ少年への恋心描写があったのか。そういう“お年頃”だからこその拒絶であり、前回病気の弟とその兄の話を描いたのも利いてるよね。それから脚が動かなくなってしまったりょうたくんに「人と違っていても夢は叶えられる」と言えるのは、それがりょうたくんにまっすぐ届くのは湊の言葉だからこそなわけで、あっちでもこっちでも立ち聞きで話が展開してるところはちょっと気になったけど、それでも丁寧に作られているドラマだなと改めて感じた次第。
で、副院長の息子の命は助かったけど小児外科の廃止決定については覆ることがなく、お姉ちゃんと気持ちを伝えあい移植手術に同意したいよちゃんはもはや移植ではどうにもならない状態であることが発覚し吐血、そして院長もまた吐血で意識不明と、えらいところで最終回に続くなぁ・・・。さすがにこの危機的状況を全ていい感じに収めることはできないだろうし、果たして湊にやれることがあるのだろうか・・・と思えてならないわけですが、それでもなんとか患者の子供たちを始めできるだけ多くのひとが救われる、できればみんなが希望の持てる最終回であって欲しい。だからがんばって、湊!高山先生も夏美先生も!あとできれば戸次の間宮科長も!!。