『義母と娘のブルース』第6話

母を亡くし父も亡くし、葬儀でも慣れてるからと言って悲しむよりも義母の手伝いをしようとした子供が(葬式での親族の言動で、良一があんな突飛なプロポーズをしたことが、亜希子さんに娘を託したいと願った理由がまたひとつ理解できてしまった)(棺のなかの良一に扇子ペチペチしながら「起きろ」って呼びかける笠原さんがヤバかったわー。あんなん亜希子さん泣き崩れちゃうよな)(給湯室での部長と娘の会話を立ち聞きしながら泣く田口くんも良かったよ!田口くんには幸せをみつけていて欲しいと思わずにはいられない!)、勉強があまりできないうえに地頭もあまり良くなさそうではあるものの心身共に真っ直ぐ健やかに育っているのは亜希子さん改め「お義母さん」の愛情ゆえのことだろうな・・・と思える子みゆきから高校生みゆきへのスムーズな役者変更ではありましたが、電車内で男子高校生とおじさんが恋人繋ぎしてるのを目撃し「尊い」となるのはちょっとどうかと思います(笑)。ていうかその男子高校生はヒロキくんであることが判明しましたが、痴漢行為を止めることと身柄を拘束するために“手を握っていた”のは理解するとしても恋人繋ぎはさすがに理解が及びません(笑)。
ていうかずっと「みゆきのことが好き」なのはわかるけど、あれもこれも「全部みゆきのために俺がやった」ってのはやりすぎというかちょっと気持ちが悪いわけで、こういう形で愛情表現するようになってしまったヒロキくんの成長具合がやや心配である。
あと麦田もちょっと心配。みゆきのために再びキャリアウーマンとして働くことにした亜希子さんに振り回され変わっていくとして、最低のスタートラインから始まるのだとしても、今のところは愛せないアホに思えるのがどうなのかなーと。もちろんそこは佐藤健の魅力も能力もよく理解されてるであろう森下さんなので、ここからどうなっていくのか楽しみなほうが大きいのだけれど、たけさんここまでガチのアホとして演じずともいいんじゃないですか・・・?という気はするかなー。良一さんにあった『ほっこり』をそのまんま麦田に求めようとは思わないけど、麦田なりの良さを早いとこ見せてほしい。