『ブラックペアン』第6話

前回横並びで歩いたぐらいだし高階先生は完全にチーム渡海入りしたんだと思ったのに、西崎教授にヤイヤイ言われて渡海に相談もせず渡海母を“実験台”にすべく交渉するとか高階先生ってばわたしが思ってる以上に図太いってかしぶといな(笑)。「お前なかなか死なないな」という渡海の言葉に初めて心から頷けたわ(笑)。
ていうか小春ちゃんのことはあれだけ真摯に助けようとしたというのに、例え失敗するはずがなく(そう言いつつスナイプで失敗繰り返したけど)患者にとって最良かつ最適な手術方法であると本気で確信してのことだったとしても、天才である渡海とはちがう自分のような凡人でも多くの患者を救えるようになるためにはカエサルを使ってデータを集めることが必要不可欠であるという強い理念があってのことだとしても、「患者なんてモルモットと同じだ」という西崎の言葉を受け渡海の母親をその「モルモット」として選ぶ高階は小春ちゃん以外はどうでもいいと思ってるように見えてしまうのだけど・・・。
ていうか、同意書を取りにいったときって事故による患者が大量に運び込まれてきて渡海がその対応にあたってるときだったよね?。それ見計らってのことだったの?。今なら渡海先生が病室に来ることはないだろうってなことでこのタイミングだったの?。だとしたら高階先生マジ腹黒。
そんで事故対応により輸血用血液のストックがなくなってしまった+緊急手術という状況、加えて高階先生の「カエサルを使えば出血は最小限に抑えられるから大丈夫」という太鼓判があってのことだということはわかるけど、それでも何が起きるかわからないわけで、雁首揃えてボーっとモニター見てる暇があるなら血液の予備を回してもらえるよう動けよと。それぐらい言われなくてもやれよと。東城大の医局とことん低レベルよなーw。
いやでもほんとこれ、緊急手術の開始と同時に血液集めをやっててもこの展開はできたと思うの。大量出血→輸血用意しろ→めぼしいところにあたってはいるけどまだ満足な量が集まりません!→高階「僕の血を使ってください」ってんでいいじゃん?。言われてから血液集めるのと集めてるけど間に合わないのじゃ高階先生が自腹切るという結果は一緒でも過程が、受ける印象が全然違うのに、なんでわざわざポンコツとして描くのだろうか。ツッコミ待ちだとしたら質が低すぎる。
でも「血を抜かれすぎてフラっとなる高階権太(RHマイナス)」は良かったです。
ていうか原作既読なのでこれまでは高階権太で当然だと思ってたけど、孝太郎さんが演じる高階先生が権太であることは結構な違和感よね(笑)。孝太郎さん高階先生が女から「ごんたさん」って呼ばれるの想像したらちょっと笑ってしまう(笑)。