『仮面ライダービルド』第35話「破滅のタワー」

ん?幻徳がもってた「奪われていない唯一のボトル」って作劇的になんの意味もなくただエボルトに奪われただけのように見えたんだけど、そういうことでいいの?。せっかくキードラゴンハザードになったというの戦力的に特別なことがあるわけでもなければエボルトの中にいるはずの万丈に訴えることもないし、グリスとローグはギャグみたいに吹っ飛ばされてるし、ここいらへんまるっと「無意味」としか思えなかったんだけど。
そんで全部のボトル奪われタワーが完成しパンドラボックスが開いたようですが、パンドラボックスを開く=核のスイッチが押された的な感じでその瞬間地球丸ごととはいわずとも地球の半分ぐらいは壊滅状態になるんじゃないかと思ってたけど、壁だと思ってたものがタワーになっただけで日本すらとりあえず原型を留められてるようで、パンドラパワーってどうやって使うんだろうね?。
そのパンドラパワーで世界をわが手にフハハハハってなつもりだった難波はスターク改めエボルトがパンドラボックス開けようとしてるってんで「止めさせろ!」と命令してたけど、そこでスチームガンしか持ってない内海を向かわせてなにが出来ると思っていたのかと。散々戦争を解ってるようなことを言っておきながらなにこの体たらく。ていうかブロス兄弟どこ行ったよ?もしかしてあいつらグリスとの戦いで死んだ?。
そんでエボルトの目的は「星を破壊する」ことで、それ以上の意図はなにもなく、壊したらまた次の星を壊すと、ただそれだけを繰り返してる存在だということでいいんですかね?。
で、火星を滅ぼしたもののドライバー壊されたし火星から出るに出られなくなっちゃって次の行先探すために自分の分身(DNA)を無人探査機に忍ばせるのはいいとして、火星にやってきたマスターに憑りつきましたってのもいいとして、地球に行って葛城父にドライバー直してもらいましたって、この流れものすごく馬鹿っぽくない?(笑)。無人探査機の次は有人探査とは限らないわけで、誰もやってこなかったらどうするつもりだったん?って話だし、星を滅ぼすのに使ってた道具を誰かに復元してもらわなきゃならない(自分の力じゃどうすることもできなかった)とかダメすぎんだろと(笑)。
ていうかパンドラボックスが開くことでエボルトという宇宙生命体はようやく「身体」を取り戻すってな展開も予想してたんだけど(エボルトの身体はパンドラボックス内に拘束されてるとかで)、エボルトってもしかして本来の姿としては万丈の素であるレバー、あれの巨大版みたいな感じなのだろうか。だから破壊活動を行うためにその星の肉体を奪わねばならず、火星から移動するのに苦労したこともあってここはいっちょ自分の力をフル発動するためのちゃんとした身体を作ろう!と、それが「プロジェクトビルド」の真の目的なのだと、そんな感じ?。