『JERSEY BOYS THE MUSICAL IN CONSERT』@東急シアターオーブ

素晴らしかった。とにかくもう素晴らしかったの一言。

コンサート形式であることに加え白と新生青と赤から藤岡くんという変則メンバー(当たり前に「青チーム」として存在してるピロシに「矢崎ゴルァ!ぶん殴るぞ!」と絡む藤岡くんw)でどんな構成にするのかと楽しみにしていたわけですが、本編と同様に「春夏秋冬」の4シーズン構成かつそれぞれメンバーが語り部となるスタイルで、合間に初演の映像を織り交ぜながらそれはそれは上手いこと流れを作ってて、つくづくジャージー・ボーイズという作品と藤田俊太郎演出の相性の良さ、というより藤田俊太郎のJB愛の深さを見せつけられた感。

トミーが3人いたり、(恐らく)海宝くんの負担を最小限にするためだったり、そういった理由で構成に偏りがあるようには感じたけれど、それすらここでしか味わえない『スペシャル感』にしてしまう藤田演出の見事さよ!。アッキー・藤岡くん・海宝くん・福井さんの組み合わせとかもう夢の競演レベルだった。

TENTHで新メンバーを見たときは相当頑張らないと厳しいのではないかと思ったもんですが、青チームとして並んだ雰囲気は赤とも白とも違ってまた面白そうな感じがビンビンだし、ていうか三人揃ったトミーの「違い」がそのまんまチームカラーに象徴されているようでそれがすごく面白い。
まとまると『チンピラトリオ』というしかないんだけどw、ジャンルが違うというかテリトリーが違うというか種類が違うというか、スクリーンに三分割で並んで映る姿はまるでチンピラカタログのようでw、「チンピラ」と一口に言えどいろんなタイプがいるんだなーとか思った次第w。

こんなコンサートを見せられちゃったらただでさえチケット取れるか不安しかないのになにしてくれちゃってんだよ!と理不尽な怒りが湧いたwほど楽しくて、楽しくて楽しくて幸せしかない2時間でした。これ・・・なんとかして放送できないもんですかね?WOWOW様!。