『仮面ライダービルド』第34話「離れ離れのベストマッチ」

アバンのあらすじ掛け合いは基本お遊び扱いだってことは理解してるつもりだけど、でも前回のあのラストカットからの泰山の死を茶化すような扱いにするのは愉快ではないです。本編が絶賛激重展開中だからせめてアバンだけでも楽しくという意図があるのかなと思っても、それでも趣味悪いなとしかわたしには思えない。基本はこのノリでいいとしても、それでもふざけていい内容とそうではない内容ってあると思うんだよな。完全なるアバン、完全に独立した扱いなのではなく本編と地続きであるわけだし(今回なんて完全に流れとして続いてた)、もうちょっと気遣いがあっていいんじゃないかなと。
本編のほうはスターク改めエボルだかエボルトだかによって「実はコレコレだった」と説明されまくりの回だったような気がしますが(ちゃんと見てたけど考えるのを放棄したせいかもはや素通り状態・・・)、とりあえず変身を強制解除されてからの再変身は危険とか初耳です・・・。強制解除されるってことはそれ相応のダメージを負ったが故のことだろうから、まぁ危険は危険なんだろうけどさ、生きるか死ぬかの覚悟が必要なほどの危険性だとは知らなかった。
だからか。だから変身解除されたカシラが日中(まだ日が出てて明るい状態)から夜間(すっかり日が落ちた状態)までスっ転がったままだったんですね。加えてちょっと前までダメージ負って動けない状態だったんですもんね。納得です。
ていうか説明してくれるんならハザードレベルについてしっかりとした説明が欲しかったです。小数点以下1桁をチマチマ刻み続けとうとう5.0を突破した万丈に嬉々とした様子からしてエボルだかエボルトだかの目標は「5.0」だったということなのでしょうが、そもそもハザードレベルってMAXいくつなのよ?と。それが上がることで(5.0を超える肉体を手に入れることで)なにがどう変わるのよ?と。「俺とお前の遺伝子が合わされば究極のエボルトになる」とかなんとか言ってたけど、それとハザードレベルがどう関係してるのよ?と。そのまんま受け取るならばハザードレベルが5.0超えないと地球外生命体である元スタークと万丈が遺伝子レベルで一つになれないってことなんだろうけど、なぜ元スタークから万丈レバーが分離したの?って話だし、そこいらへんについては次回説明してくれるんだとしても、でも説明されてもまた新しい疑問が生まれるもんだからどれだけ説明を重ねられてもモヤモヤ感が一向に晴れないんですが。
・・・とか思ってたら『万丈はもう筋肉バカじゃない』でまたもや脱力(笑)。あーそうですか(笑)。
しかしエボルだかエボルトだかが万丈に対し「自分を殺そうとした男を助けるなんて」云々っつってたけど、万丈は記憶ないわけだし、殺そうとした男=葛城=戦兎も記憶ないわけだし、真実とか明かされても「ああそうですか・・・」以外に反応のしようがないですよね。