『シグナル 長期未解決事件捜査班』第3話

拘束された状態で三枝からお気に入りの女子が連続殺人犯の次の被害者だと聞かされる北村一輝ヒャッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!。
元ネタ通りなのかもしれませんが、北村一輝にこういうことやらせるとかわかってんじゃねーか!と褒めてやるわよっ!!。
誤認逮捕で警察の面子を潰し上司を左遷させた上に謹慎中だってのに勝手に行動してクレーム入れられた若い刑事にヤキ入れるのはいいとしても手錠で拘束するのはやりすぎだろうと、捜査会議には参加させないし今度やらかしたらこんなもんじゃ済まねーぞと釘刺すぐらいでいいだろうとは思いましたが、とてもいい形相の北村一輝を拝めたのでこれはいいやりすぎです!。
それから、今回三枝側で無線が繋がるのは必ず「23時23分」であることが明らかになったけど、大山側は固定時間ではないってところにご都合的なものを感じはしますが、三枝が齎した情報が大山にとって『ギリギリ』のタイミングだったこと、それゆえに大山があれだけ半狂乱になったわけで、ご都合展開万歳と言っておこう(わたしは安い女ですw)。
L字で留めてあるネジごと引っ張って拘束を解くとか大山の火事場の馬鹿力っぷりにくっそ笑ったわ(笑)。あんだけやったら手首周辺ボロボロになりそうなもんだけど多分無傷だよね(笑)。
ていうかこのシーン結構本気でドキドキしたし、次回大山は間に合うのか間に合わないのか楽しみすぎる!。
それはそうと、今回大山が誤認逮捕しちゃったのって三枝が情報を伝えたからだよね?。直接の死因はわからないけど確実に言えることは「逮捕されたが取調中に死亡」ってのは三枝と大山が「変えた過去」であるということ。言いかえれば三枝が過去に介入したことによって命が失われたことになるわけで、これはちょっと看過できない「過去改変」だと思うんだけど。タイムパラドックス的に。
それを言うなら本来であれば殺人だったものを未遂にしたことで、被害者の娘が生まれてしまったことよ。殺人が未遂になったときのあの写真からモゾモゾとか文字がうようよとか、あれを考えたら『娘』がこの世に出現したときはどんな感じだったのか・・・全く想像できねえ!ってことは置いておくとして、この世に存在していたはずの人間が過去を変えたことでいなくなることよりも、この世に存在していないはずの人間がいることのほうがはるかに辻褄合わせがたいへんだと思うんだけど、そこいらへんどうなってるのだろうか。10代半ばぐらいに見えたけど、それだけの年月を生きてきた記憶、特に人間関係がどう構築されているのだろうかと。
結果としては死ぬはずだった被害者の命が助かり、死ぬはずのなかった誤認逮捕された人が死んだ、つまりプラマイゼロってことになるけど、まさかそれが歴史の修正力ってわけじゃないよねえ。現在の三枝が過去の大山に情報を与えたことで現在の三枝の目の前で過去が書き換わったことから同じ世界線の話だと思ってたけど、無線機で交信するたびに世界線が変わってるとか?だから三枝側は2010年→2018年と普通に時間軸が進む&交信可能時間が限定されているのに対し大山側は2000年→1997年(「次に交信するのは3年前の自分」と言える)だし時間もマチマチだってことなのか?。
ってところで思い出す、これがトンデモドラマだということを(笑)。考えるな感じろ!(笑)。
でもここは突っ込んでおきたい。被害者が全員同じ路線バスの利用者だったという『新事実』、ほんとうに犯人がバスの中で被害者を見繕い下車後に襲っているのだとしたら、被害者の足取りを追う過程で「同一の路線バス」に気づかなかった当時の警察いくらなんでも無能すぎんだろ(大山がそう進言したってな記録は残ってるんだっけ?)。この程度のことすら見逃すようじゃ「未解決事件」どんだけあんだよ!?。