『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#9「もう一度会うために」

わたし断然パトレン派なんですが、パトレン派だからこそ、今回の「殺っちゃった感」が辛いわ・・・・・・。
姉に対するコンプレックスから仲違いしてるゲストに「会えなくなってからじゃ遅い」という魁利のこんな話のなかで、魁利と透真と初美花にとっての「唯一の希望」であるルパンコレクションを容赦なくギャングラーごと破壊するパトレンジャーだなんて、魁利たちの事情であり理由なんて知らないし、なにより国際警察として職務を遂行しただけとはいえ、それでも酷いよパトレンジャー・・・って気持ちになっちゃうじゃん・・・。
お宝寄越せという怪盗に対し「こんな便利な能力手放すわけないだろ」と言わせたにも関わらず肝心のその能力が不明なわけで、それにゴーシュが「私の可愛いお宝さん」をやらなかったってことは爆死したように見えたけど実は死んでないと、恐らくそこにルパンコレクションの能力が関係しているのだろうと、そう考えられるけど、そうは思えど三人の絶望っぷりを見ちゃうと申し訳ない気持ちになるよ・・・・・・。
今回はギャングラーを倒せてなかったからお宝も無事でしたってなことになるんだろうけど、毎回そう都合よく事が運ぶとは思えないわけで、むしろこれまで国際警察がギャングラーを殺るよりも先に金庫を開けお宝ゲットできてたことがラッキーだったと言うべきなのではないかと思うわけで、今回はなんだかんだでお宝ゲットできるとしてもこの先何度だって同様のケースが発生するであろうわけで、これまでは恐らくそんなことは考えてなかったというか「俺らが先にお宝奪えばいいだけっしょ」と、そういう自信があっての怪盗活動だっただろうけど、今回初めて『失敗』したことによって失敗する怖さを知るであろう怪盗はこれからどう動くのか、どう変わるのか。
そういう意味ではパトレンのほうが立場的に難しい判断を求められることになりそうだよね。研究こそしてるものの回収しようとまではしてない現状を見るに、国際警察にとってルパンコレクションを確保する理由はないのだろう。しかもルパンコレクションは使い方によっては世界を滅ぼす力を秘めてるわけで、そんな危険なものはギャングラーもろとも破壊してしまったほうがいいとすら考えてるかもしれない。となれば、ルパンレンジャーの希望をパトレンジャーがどこまで受け入れるのかってなことになるだろうから。
それはそうとわたしは眼鏡が基本好物なのですが、眼鏡圭一郎には一ミリたりとて食指が動かなかったことを書き残しておきますw。