自分が死ぬという運命をリピートなんてしなくとも変えられると思うことを否定しないし、変えてみせる!と言うのを止めようとも思わないけど、リピートせずに残るならお前が由子を殺した事実はどうやったって変えられないぜ?。圭介にこのままだと警察に追われることになるかもと言われ「わかってる」とは言ってたけどさ、鮎美のなかで由子を殺したことがさしたる重荷になってなさそうすぎてなー。
ていうか大森に対し耳障りのいいことをなんやかんやと言ってたけど、余命宣告受けて今はただ死にたくない一心でリピートを繰り返してる女に対し妊娠したんで子供産みます運命に立ち向かいます私とお腹の子供を助けてくれたんだからあなたも戦えとかなんというデリカシーのなさなのかと。わたしにはこのまま妊娠を継続して子供を産みたいために大森(と風間)のリピートを阻止したい、つまり大森にいい加減諦めて運命受け入れて死ねと言ってるようにしか聞こえないもん。
図書館の同僚であるゆとり後輩が鮎美に対し事あるごとに辛辣なことを言ってくるのは鮎美が死ぬのはこのゆとり後輩の悪意のせいだった・・・ってなことなんだと思ったのに、鮎美の死因にゆとり後輩全く関係ないとなると、この後輩が鮎美に対してぶつけてた数々の嫌味や悪口はただそれだけだったってことになろうわけで、わざわざこういう描写を入れたってことは作り手側も鮎美を“そういう人間”として描いてるってことなんだろうし、であればわたしがこうまで鮎美に反感だったり嫌悪感だったりを抱くのは思惑通りということなのだろう。
で、風間の目的と大森の役割、そしてリピートメンバーの共通点(メンバーに選ばれた理由)が明らかになったけど、大森はなぜ風間に何度目かのリピートメンバーに選ばれ、そして常連としてリピートし続けることを許されたのだろうか。余命宣告を受けた者だけをリピートメンバーに選んだターンがあって、そのなかで大森だけが生き残ったか生き残るために風間と契約を結ぶことを選んだとか、そんな理由で現在に至ってるんだとしたら風間マジ下衆。