『リピート〜運命を変える10か月〜』第4話

リピートって10か月前に戻るわけだよね?。だから競馬や競輪といったギャンブルや、株とかそっち方面で儲けられるのは10か月間だけってことになるよね?。10か月間で稼げるだけ稼ぐってのはリピートしたものの特権と言えるにしても、それはたかだか10か月という期間でしかない。リピート前は一日500円の小遣いだったけど今は金があるから周りの扱いは変わったし女も股を開くぜサイコー!は結構だけど、10か月経ったらどうするつもりなんだ?と、稼いだそばからじゃんじゃん使う郷原は馬鹿なんだろうなーと思いながらみてたらアッサリ殺されて笑ったわw。でもこういうわかりやすい愚者も必要だよね。
で、ネメシスとかいういかにもなワードが出てきて俄然楽しくなってきたけど、坪井がアクセスしてた裏サイトみたいなの、これはリピート経験者が集まるサイトかなー。
風間がリピートを繰り返してて、そのたびに今回同様何人かを道連れにしてて、さらにリピートは同一世界線上で行われているとすれば、リピートの恩恵を受けるべく複数回リピートしてる者達がいてもおかしくないよね。何度でもリピートできるのは風間が証明してるわけだし、同じ日テレのタイムリープドラマじゃないけどリピートを経験してしまったら何かあったときに「戻りたい」と思って当然だもん。そしてその者達はリピート(してること)を他人に知られることを望まないと。なぜなら風間が天童に忠告したように「妬まれ狙われる」から。もっと言えばリピートという『特権』を他人に与えたくないってのもあるだろうし。で、リピート経験者による自警団的なものが「ネメシス」だと。
であれば派手に動きすぎて“バレるのは時間の問題”だった郷原がそうなる前に消されたのは納得だけど、でも坪井がどうやってその存在を知ったのか?という疑問があるよな。
坪井は元々リピート経験者で浪人生云々ってのは嘘とかでないならネメシス側から接触してきた可能性が一番高いと思うけど、坪井だけでなく郷原もそうなのかな。二人に接点があるのは確実だとして、4話終了時点でそれぐらいしか二人を繋ぐ要素がないし、坪井も郷原も自分の人生が上手くいかないのは社会のせいだとか、そういう考え方をするタイプの人間で同質っぽいかなと。つまりネメシスにスカウトされるのはそういう性質の持ち主だと。
とか考えたんだけど、あのサイトは郷原がキャバ嬢相手にやってたようなことを坪井がネットの中でやってるだけってことかも。ネットの世界で知ってることを予言として小出しにすることで神扱いされていい気になってるってとこかな。
横沢の死因である放火と同一犯による新たな放火先がトラック運転手高橋の住居だったことから高橋を狙ったものだったのではないか?というのが天童の推理だけど、それはちょっと無理があると思うんだよなぁ。劇中でリピートがはじまってから現時点でどれぐらいの日数が経過してるのかわかりませんが、高橋はリピート当日に死んだわけで、死後数週間から数か月は経ってるだろう。リピートしてる者を狙ってる者がいるとして、確認すべきはその動向だろうに、だったら死んでるかどうかぐらいわかるだろと。だからそれを知らずに放火したってのは考え難い。
で、天童がその推理を披露し、リピートしてる者たちの間に「狙われているかも」という意識を与えたときに風間は不在で、店に戻った天童の前に風間が現れた。言いかえると「天童にだけ」忠告しに来た。これが何を意味するのか。
繋がりの有無を含め高橋と横沢の死についてはひとまずおいておくとして、郷原を殺した「犯人」がいることは確実だよな。リピートの秘密を守るための自警団的なものがあるのではないかと前述しましたが、ミステリー好きとしては坪井が言うネメシスがそれなのでは!?と思わせて実は別の人物がそれを行っていた・・・ってな展開に期待したい。そしてその実行者は安達祐美演じる大森だったら嬉しい。
・・・しかし原作読んでるはずなのにここまで話が進んでも全く記憶が呼び起されなくて、ちょっと落ち込むんですけど・・・・・・。