北村有起哉と池田鉄洋に続き大倉孝二まで出してくるか!!と思ってたら予告に吹越満までいてもはや溺死寸前です。あっぷあっぷ。
初回同様突然の“ヒラメキ”をきっかけにあれよあれよと解決までいく展開にはやっぱりツッコミ処が結構あったりするんだけど(バイクで道を走ってる途中で見かけた冷凍車が犯人のものだったとかねw)、今回は被害者であるミケちゃんと同じ状況下で同じように文字を書きながら「ミケちゃんすごいなー」「花ちゃんを助けるためにミケちゃんはがんばったんだな」と共感し実感するミコトというシーンでなんだか納得させられてしまった。ここにミケちゃんでありミコトの人間性が詰まってたというか。
加えてボールペンにハーハーと息を吹きかけ暖めようとするという見事なまでに窪田正孝の色気のなんたるかをわかってるサービス演出というおまけつき。
院内感染の被害者だった初回の死者よりも今回はその死に明確な「想い」があったんで、1話完結としてはやはりこういう話のほうが分かりやすいというより届きやすいように思う。毎回こんな感じだとそれはそれで人情ドラマになっちゃうんだけどさ。
警察じゃないから事件について全てを明らかにする必要がない(視聴者にそれを伝えることはしない)というスタンスであろうことは理解したものの(劇中でネタにしたように科捜研ではなく民間企業であることを逆手に取るというか、そこいらへんはさじ加減でということかと)(その点沢口靖子はそこまでせんでもいいだろうってとこまでぜんぶ自分でキッチリやろうとするから忙しいんだと思うのw)、死因は凍死と判明してからもなんやかんやで事件調査をしてるから二人で監禁されたのに片方(ミケちゃん)は死んで片方(花ちゃん)は生かされてたのはなんでなんだろう?とか事件そのものに対するモヤモヤが残る。でもたぶんそのモヤモヤは現実にもあるものなんじゃないかな。もっというなら救出された(ミケちゃんの火葬に立ち会う)花ちゃんの側に両親がいないことも。
連続ドラマとしては窪田くんの素性と池鉄と有起哉との繋がりが早くも判明し、ミコトがひとりだけ生き残った理由もミコト自身の口から語られ、このペースで行くとすると早々にミコトの過去については全て明らかになってしまうのではないかと思うのだけど、なぜ六郎が「子ネズミ」としてUDIに潜り込んでるのかということもあるだろうし、ガチクズ野郎っぽい有起哉と池鉄のマスゴミコンビの動向含めそこからどう展開するのか楽しみだわー。