『リピート〜運命を変える10か月〜』第2話

貫地谷ちゃんと奏多くんの話を軸としつつ毎回1人ずつリピートする目的とその結果を云わば“お当番回”として描くというスタイルのようですが、初回ラストで「亡くなりました」となった福田転球さんは『リピートした瞬間トラックを運転していたのでカーブを曲がりきれずに即死』と六角さんの口から報告されただけで終了ですか・・・。転球さんお目当て(のひとり)だったのに連続ドラマの世界厳しい・・・・・・。
で、今回は癌であることがわかり社交ダンスの大会に出られなかった夫とともに出場すべくリピートした手塚理美のお話でしたが、会場のホールが火事となり日程が延期されたため大会には出れず、でも貫地谷ちゃんの提案で最期のダンスは踊れたものの連続不審火の犠牲となり手塚理美は死んでしまったと。手塚理美にとって「夫とダンスを踊る」ことが『特異点』であり、夫と踊ることができたことにより本来の未来ではない、夫ではなく自分が死ぬという別の未来に書き換わってしまったということなのかなぁ?。これが歴史の修正力云々って話なんだとすると、出るはずのない大会に出ることで順位は確実に変わるわけで、だからその結果何かが起こるのならば理解できるけど、図書館の休館日に貫地谷ちゃんたちの前でダンスを踊ることでどれほどの歴史が変わるんだ?と思うわけで、となると特異点ではなく『分岐点』と表現するほうが相応しいのかなぁ?「夫にダンスを踊らせてあげたかった」という心残りがなくなり、その結果というか代償が「死」だと、そういうことなのか?。
であればリピートしたタイミングが悪くて事故って死んだという転球さんの話、というか“六角さんの説明”も嘘かもしれないよね。むしろ転球さんも手塚理美と同様に後悔か心残りがあって、それをリピートして解消できた結果死んだんだと、そう考えていいのではないか。