『宇宙戦隊 キュウレンジャー』Space.44「ドン・アルマゲの正体」

わたしにはよくわからないんだけど、ホシミナトに憑りついてたアルマゲやラッキー父を操ってたアルマゲと瀕死のクエルボの中に入ったアルマゲは根本的に違うものなの?。クエルボアルマゲがドン・アルマゲの「本体」でホシミナトアルマゲやアスランアルマゲはいっぱいいるというアルマゲのうちの一体でしかないとかそういうことなの?。わたしには(今のところ)どれも同じ存在のように見えるんだけど、これまで同様チャチャッとアルマゲ倒せばいいってことじゃないわけ?。まぁホシミナトやアスラン王は肉体的には問題なかったのに対しクエルボは瀕死の状態にアルマゲが入ったことで生命の維持ができたんだろうから、アルマゲを倒す、それはすなわちクエルボの死だってなことになるかもだけどさ。
ていうかカローはみんな騙されてただけ(だからお咎めなしで放置)って言い分にポカーン。
カローたちはなんと言われて『騙された』んですか?。
騙されてたってんならこれまで戦ってきたカローやダイカーン達だって同じだろうに、命奪っちゃったことはどう理由付けするつもりなんですか?。
リベリオンなる組織があるんだから騙されたと知ったカローたちを一斉に確保させるとかね、いくらでもやりようはあるだろうにね・・・)
チキュウがラストバトルの場になるのはいいとして『君達の大切な場所』とか言われてもキュウレンジャーが「???」ってなってるじゃないですか。ハミィがなんか言ってたけど「プラネジュームが豊富」ってだけで「君達」の「大切な場所」でもなんでもないよね。クエルボと直接関わりがあるのはツルギだけなんだから「君=ツルギ」の大切な場所でいいだろうに(そっちのほうがはるかに説得力あんだろ)、君達とか言われてもって話ですよ。
つーか結局カラス座の爆発を許しといてチキュウ守るもなにもないだろとしか。避難完了してるから人的被害はないとしても、カラス座の住民たちは故郷の星がなくなってしまったわけで、いままでの生活のなにもかもがなくなってしまたわけで、「よっしゃラッキー」じゃねーだろよ。チキュウはたまたまプラネジュームが豊富でカラス座みたいに爆発しちゃったら(させちゃったら)宇宙がなくなっちゃうってだけで、だからなにがなんでも守るってだけで、それのどこか「君達の大切な場所」なんだっての。
後半になってから特に「心無い」って印象が強いんだけど、年明け一発目だというのにその心無さが凝縮されたような回だった。もうため息もでない。