『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』第9話

ケムさんが13係を使って「何か」を明るみに出そうとしていることはわかったけど、その「何か」がラス前を終えてもまだ見えてこない。皇子山さんの妹が絡んでいるわけだから医療関係の悪事だとは思うけど(ケムさんがブドウ糖打って盗んだ皇子山さんの妹が書いた文章って医療ミス隠蔽系のネタでしたっけ?)、警視総監から直接命を受けて鯨岡が「煙鴉の逮捕」を目的として作ったのが13係らしいので、警察がそれにどう関わっているのか?ってこともあるし、ケムさんがそれを「命を懸けて成し遂げようとする」「理由」もさっぱりわかんないし。

ケムさんが名指しした男が出席するシンポジウムに七三眼鏡のブラックスーツ軍団がぞろぞろと現れ手帳リレーが始まったのには笑ったけど、ながら見なんでなにかを見落とししてるかもですが手帳に書かれた「虹」の文字、あれはケムさんが名指し男に宛てて書いたものじゃないの?。
13係が虹と書かれていることを把握してるのは名指し男に聞いたからだろうから、名指し男にとって「虹」という単語は少なくとも警察に対し隠したいものではないとして、知られても警察にその意味が分かるはずがないからなのか名指し男には何の心当たりもないからなのか。

というのも細面が「虹」の意味について「RAINBOW」=何かを盗もうとしている相手の頭文字なのではないか?と閃いてたんだけど「虹」が誰に宛てて書かれたものなのかわからないと話にならないと思うわけで、その検討を省いて細面が「RAINBOW」説を思いついたということは、13係に宛てて書かれたものだと判断しているということになるのかなぁ?。
そうだとして、ケムさんが狙う七人の共通項がわからなければターゲットの絞りようがないわけで、はてさてどうなるのか。