小鳥遊翔子が弁護士資格をはく奪された理由が案外普通でびっくり。もっとこう・・・小鳥遊さんならではの破天荒な理由があるのではないかと思っていたので。
でもまぁはく奪される前は天馬先生の事務所に居て海崎と恋人関係にあったぐらいだし、その延長線上にある理由だとすればそこまで突飛な理由であるはずがないか。
理由と言えば、ともに「国家のミッション」を遂行していたストーカー男と横領女の弁護を国選で小鳥遊さんが務め、それが縁で京極法律事務所に誘われたという経緯はよかった。パラリーガル三人揃って前科者という設定だけに留まらず、この短いやりとりのなかに小鳥遊翔子がどんな弁護士であるのかが見えるもんね。
8話がはじまってあっさり京極事務所は解散してしまったかと思ったら、思った通りにそれぞれが自分のやり方でもって情報収集をしてましたってんであっという間に再集結するテンポの良さよ。何一つ予想を裏切ることはないけど期待を裏切ることもない、この安定感がこの枠+米倉涼子の強みだよなぁ。
小鳥遊さんが気にしていた事件の真相・真実も構図としてはこれまたなんの捻りもないもので(とは言いつつ、もこみちとカメ止めの方の絵面がすごすぎてあんまり頭に入ってこなかったんだけどw)、それゆえに小鳥遊さんが天馬先生を訴えるところからどう本丸の事件にこじつけるのか、最終回がどんな「法廷」になるのか楽しみ。
で、なにやらむかいり海崎先生が天馬先生を背後から撃とうとしているようですが、それは失敗してほしいなぁ。京極法律事務所に負けるのはいいけど、海崎先生にまで刺されてボロボロになる天馬先生は見たくないし、海崎先生には最後まで「結局この人なんのために居たの?」と思わせてほしいの。