『仮面ライダージオウ』第13話「ゴーストハンター2018」

士くんの顔(姿)がはっきり見えた瞬間ものっそいテンションが上がったのは予想できたことだけど、予告にマコト兄ちゃんがいた瞬間超絶テンション上がるのは予想外でした。マコト兄ちゃんが出ると知らなかったとはいえ、わたしそんなにもマコト兄ちゃんを好きだったのかとびっくりだよ。

テンション上がったとはいいましたが、声のトーンとか演技(力)とかでなくキャラクターとしてその口から発せられる言葉がわたしの知ってる門矢士のイメージとはちょっと・・・3割ぐらい違ってる感じで、そこがちょっと気持ちが悪いというわけじゃないのだけれど、なんか違う感があって、タイムジャッカー側に立っていても結局“歴史を変えられた”門矢士だということなんだろうな・・・と思うと上がったテンションは急速に落ちる。マコト兄ちゃんもどうせ大した扱いじゃないだろうし。

それから前回あれだけかっこよく主人公して「俺がジオウを倒す」と腹くくって戻ってきたはずのゲイツなのに、今回またじゃれあいみたいなことしてて、またやり直しか・・・とぼんやりするわ。
なんでゴーストのウォッチをジオウに渡すの?自分で使えばいいじゃないって話だし、魂抜かれたソウゴをマジ心配してるとかなんだかんだでいい子なんだろうし(ドライブとゴーストのウォッチをゲイツが持ってるのは「盗んだから」という事実がここへきて明らかになりましたが、いい子のゲイツくんなので誰かのなにがしかの目的で“盗むように誘導された”ってところだろう)(でもドライブとゴーストの入手経路はそれでいいとしても「仮面ライダーゲイツ」になるためのウォッチはどこでどう造られたのかという疑問は残るよねえ。ウォッチの名前が「ゲイツ」であることにどんな理由どんな経緯があるのかと。前回まではウォズさんが持つ預言書にゲイツの名前は記されてなかったらしいし)、それはキャラとして悪いことではないけれど。

もうこのままソウゴは幽霊体のまんまで、士くんが新しい王になるんでいいんだけどな。わりと真面目に。
士くんの両脇にウォズさんと兼ちゃんスウォルツが控えるのって絵的にザ・悪!って感じだし、なにより門矢士のオーラはんぱないもん。「王様になりたい」とか言ってるただの高校生が太刀打ちできるような相手じゃない感ありすぎて、この先ソウゴが「いい魔王になる」とか言ってもこれまで以上に子供のお遊びにしか聞こえないよ。
ソウゴすら手に負えなくなってきつつあるウォズさんが士くんを操縦できるはずがないわけで(それを言うならそもそもウォズさんは士くんをどこから連れてきた?どんな伝手があってのことなの??)、そういう意味ではどんな顔してソウゴのところに戻るのか、ウォズさんの動向がますます楽しみにはなるけど。