『陸王』第8話

チーム陸王(こはぜ屋のひとたち)が駅伝に出るだなんて、大橋が市販品の陸王履いて応援に駆けつける絶好のチャンスだったのにー!
なんならサンドイッチ(今はやりの具だくさんのすごいやつ!インスタ映えするやつ!)作って持参したもののそれはさすがに差し出がましいのではないかと煩悶してるところを坂本に見つかって連れてこられる大橋さん(ジャケットの下のポロシャツの襟は立ってます)まで余裕で想像できるのにー!。
って、社長が具合悪くなった人を背負って走ったのって物語的にはなんの意味もない描写だったの?。あれがネットニュースに取り上げられそこから民放の夕方のニュースで流れたことで話題になり、宮沢社長の人柄に惚れた金持ちが1億ポンと融資してくれましたとか、今風にするなら「茂木選手に陸王を届けよう企画」としてクラウドファンディングで何千万か集まってそういうことならと残金を坂本の投資会社が投資してくれるとか、そんな展開になるんじゃないの?。ならないならこの駅伝シーンはなんだったの?。坂本さんと仲直りする(修造と繋がる)ためだけの駅伝だったの?。だったら大橋にサンドイッチ作らせたっていいじゃないかー!(でもそのあとの打ち上げ飲み会は断固として遠慮してほしい。応援はするけど一線は引きたい大橋でいて)。
修造はいかにも外資のCEOに見えるルックスだし今のところはそこまで悪くないと思えるけど(芸人に比べたら全然マシ)、なにか企んでるみたいだから本当の目的を明かす、つまり黒化してからが本番だろうからまだ様子見として、(演技力のことを考えないとして)修造出すなら村野役で見たかったかも。
で、次回はこはぜ屋を売る売らないで従業員たちと揉めるみたいだけど、現実問題金がなければどうにもならないわけだからフェニックスに買収されるにせよ別の手段がみつかるにせよ、この先の展開としてとにかく金をどうにか工面してシルクレイの製造を再開させるよね。アッパー素材もどうなってんだ?って話だけど、それもまぁ見つかるんだろうよ。そしたらまた茂木に「陸王履いてくれ」って言うんだよね?。なんかさぁ・・・茂木のことだけじゃなくってさあ、宮沢社長自分勝手すぎない?。周囲のひとたちがなんだかんだで「しょうがないなあ」って宮沢の言うことを聞いてくれたり希望を叶えてくれたりすることに甘えてるというか、今現在が低迷期であり停滞期であるからだとしても、このところの宮沢からは当初のような人としての魅力を感じられなくてちょっと辛いです。