『仮面ライダービルド』第10話「滅亡のテクノロジー」

万丈は「やってない」と冤罪を主張し、記憶を失う前の戦兎だったとされる男もまた関わっているかもしれない「葛城巧殺害事件」の真相が、まだ確定ではないものの『顔を自在に変えられる』ってんでズコ―(笑)。
顔を変えられた研究員はスタークに「あなたは葛城さんですよね?」と問うたけど、葛城巧が生きている(かもしれない)理由として顔を変えることで他人の死体とすり替わった(のかもしれない)ということと、スタークにはその能力があるということがわかっただけで、葛城巧自身がそれをしたのか、つまり葛城巧=ブラッドスタークなのか?ということについては次回以降に持ち越しのようですが、アレコレ考えてたことに対して「顔変えられるんで」ってのはさすがにちょっと脱力せざるを得ないです。だって顔だけでなく眼鏡という物質も生成されてましたからね(ってところで思い出す、マスターがタブレットを孫の手に変えていたことを・・・)。初見時思わずなんでもありかよ!って突っ込んじゃったけど、仮面ライダーはわりとなんでもありでしたね(笑)。
(こんな簡単に顔変えられるんなら佐藤太郎=戦兎ってのも違う可能性が出てきたよね!戦兎の顔を佐藤太郎の顔に変えただけで戦兎はあんなへんてこバンドをやってたわけじゃないかもしれないよね!)
(でもそうなると戦兎の中身は葛城巧で顔を佐藤太郎に変えただけってなセンが濃厚に・・・その流れで想像すると葛城巧の死体の代わりは顔を葛城巧に変えられた佐藤太郎ってことになる・・・?)
でもパンドラボックス持って逃げるスタークがガーディアンくっつけて作ったロボみたいなのに乗って逃げてたのはなんだったの?。今までフッと消えてませんでしたっけ?少なくともこんなものに乗ってたことはなかったはずだけど、なんでこのタイミングでこんなものに乗ってガシャコンガシャコン移動したよ?。案の定ビルドに追いつかれてるし、なんなの?誘い受け的なやつなの?。
計画通りに動かずパンドラボックスを自らのものにしようとする(?)スタークを追ってきたはずのローグがスターク(パンドラボックス)そっちのけでビルドが落としたボトル拾いしてんのも(戦兎がボトルを奪われたことで万丈が変身することになるんだろうけど)行動の理由がわからんし(美空攫ってボトル浄化させてたわけだからいらないってわけじゃないだろうけど、でもこれまで特にボトル欲しがる素振りを見せてたわけじゃないよね)、内心はどうあれ自分を裏切ろうとした?出し抜こうとした?スタークのことを許しちゃうのも気持ち的にスッキリしないし(でも中身が幻徳だと思うとそんなもんかという気もするけどw)、今回は話運びがよくなかったと思う。
あとまぁ戦兎と万丈が「お前なら信じられる」と言いあうのもわかるっちゃわかるんだけど、やっぱり流れがあんまりうまくなかったからイマイチ盛り上がらなかったかなー。この瞬間「信じられる」と思ったというよりはこれまでのあれやこれやを積み重ねてきてようやっと託し託され信じあえるようになったってなことだと思うんでそういう意味では理解も納得もできるけど、2号ライダー誕生の前フリだと思うと気持ち的にもうちょい盛り上がりたかったってのはある。
でもでも予告にいた万丈クローズがかっこよかったので次回に期待!!(でも今回の生身で戦う万丈は超カッコよかっただけに中盤以降弱体化する2号ライダーの定めから逃れられないならば万丈は変身しなかったほうがよかったと言われそうな予感が・・・)。
あとあと父親が倒れたと知った瞬間はマジ心配してたっぽかったけど「東都を頼む」と言われ自分の立場を認識し邪悪な笑みを浮かべた幻徳さんが何を仕出かすのかも楽しみだよー!。