『明日の約束』第4話

この枠で前クールに放送されてた作品の高校生たちはさすがに行き過ぎ(やり過ぎ)のきらいがあったけど、でも実際大人顔負けのことをしてたりする印象はあるじゃないですか。最近は特に。だからバスケ部内でも結構えげつないことが行われていたのだろうなとあたりまえに思ってたんで、「煙草吸ってました」ってのはまさかの展開だった。実際に喫煙を理由に大会を辞退するなんて話はよく聞くから時代性とか関係なく“悪事”の筆頭ではあるのでしょうし、ドラマ的には「煙草吸ってるのを顧問(学校)にチクられたくなかったら俺をベンチ入りさせろ」と先輩を脅迫する吉岡と、長谷部が喫煙してることを知っているのみならず『息子が止めるのも構わず』という吉岡母の言葉のほうがメインであって、喫煙行為はその“材料”でしかないわけだからなんだっていい、というかこの程度で十分だとは思うけど、なんだそんなことかよ感は否めない。あの状況あの流れで「長谷部君は非行少年です」だもんw。
バスケ部顧問の暴行事件はキャプテン長谷部の喫煙騒動(からの吉岡による脅迫が発覚)とセットだとすれば双方ともこれで終わりなのかなぁ?。顧問のほうは吉岡のことなど気にも留めてなかったと告白したし、カウンセリング室でスラムダンクの話をする日向に「その漫画僕も好きです」と言って笑った長谷部は憑き物が落ちたというか、ミッチーのように「諦めなければまたバスケができる」と前向きな気持ちになったように見えたんでこれで終わりっぽいけど、でもそもそも長谷部はなんで喫煙なんかしたんだ?と思うんだけど。顧問の言うことに従い夜も自主練するぐらいだから本気でバスケやってたんだろうし大会に出て勝ちたいと思う気持ちは真剣だったわけでしょ?。そんな子が喫煙なんかするかなぁと。それも後輩の部屋なんかで。でも実際に吸ってたわけで、それも常習っぽかったわけで、キャプテンという立場の重責からの逃避とか理由は考えられなくはないけど、どんな理由であれ中学時代からの後輩の前で吸うか?と思うんだよなぁ。後輩の前で悪ぶりたいとか、長谷部ってそんなタイプなのか?と。長谷部という生徒のことはほとんど何もわからないのでタイプもなにもないんだけどさ、スクールカウンセラーが主人公なわけだから刑事事件である顧問暴行事件のほうはともかく長谷部のほうはなぜ喫煙をしたのか、そのうえ喫煙なんかよりもずっと罪が重い暴行事件の犯人だと名乗ったわけだし、長谷部が抱えてるものについてももうちょっと描いてやればいいのに。
そんななか、体育中(生徒不在)の教室でなにやら怪しげな動きをみせるミッチーが!。
なんだっけ?生徒がいないもんで「ちょっと物思いに耽ってました」でしたっけ?。これ、ミッチーじゃなかったらほんとに物思いに耽ってたんだなというか、先生も辛いしキツイんだろうな疲れてるんだろうなと同情心が湧くかもだけどミッチーなんですよ。ミッチーの「物思いに耽ってた」をそのまんま受け止める馬鹿がどこにいる!?って話ですよ!。