女マネージャー役にヨーコちゃんこと小宮さんをキャスティングすることはできなかったのだろうか?という不満はそれとして、ナーガへの関わり方は唐突すぎたけど、それでもダークナーガ話におけるハミィの立ち位置を経ての今回のハミィ&ナーガ回は心情的な流れがちゃんとあって良かった。ハミィ単独話だったら「あの頃は心が空っぽだった」と言われても「そうですか・・・・・・」としか言いようがないところを『感情がない』ナーガを絡めることでなんとなく形になってたし(加えて闇落ちしたナーガをあれだけ必死で元に戻そうとしてたのはそういう過去があったからだったのかという後追い補足にもなってたかと)、それによりアキャンバーとの決着という見せ場が生まれ、それはハミィの想いであり、それを気遣うことができるナーガは「人の気持ちがわかる」というハミィの言葉があってのことだってんで話としてまとまってた。
アキャンバーにトドメ刺しての「これは哀しいという感情だと思う」というナーガの台詞は切なカッコよかったし、なによりラッキーさんがさほど出しゃばらなかったのがよかったわー(楽屋でのハミィとナーガの話を三人が外で聞いてた(見守ってた)のはキュウレンジャー屈指の良シーンだった)。
でもドン・アルマゲの設定これでいいんかよ・・・・・・・。予想のひとつとしてそんなこともあるかなとは思ってたけど、それが明らかになる回でホシミナトの肩の上にちっちゃいアルマゲさんが憑りついて操ってるとか使い捨て怪人と変わらない扱いとかただでさえ陳腐な設定が余計チンケに思えちゃうんですけど・・・・・・。わざわざ過去に行ってオライオンの命とひきかえに倒したのとかマジでなんだったのかと・・・つーかこの先アルマゲさん何回倒されることになるんだよと・・・・・・。