次回でようやく鳳ツルギに対するキュウレンジャーというよりラッキー個人の感情が落ち着き共闘態勢ができるようなんで、今回はその前フリ回ではあるのでしょうが、それにしたってラッキーの不機嫌っぷりが目に余るというかなんというか・・・見ていて不快になるレベル。
鳳ツルギの言い方がよくないことは確かだし、まだ出会って間もないわけだから鳳ツルギがそういう言い方をする人間だということを解れというのも無茶な話かもしれないけど、でも鳳ツルギの言ってることやってることってこれまでラッキー自身がやってきたことと変わらないように思うのよね。だからラッキーの反発が「お前がいうな」としか思えないし、もっと言っちゃえば自分とキャラ被りしてるから面白くないだけだろってな感じに見えちゃうのがなぁ・・・。
一般人を守って負傷したラプターを宇宙を救うための“小さな犠牲”と言い切る鳳ツルギに反発するのはいいとして、鳳ツルギに捨て台詞吐いて負傷したラプターを置いてぷりぷり歩き去るってなんなのと（そしてそんなラッキーにくっついていくだけの他の奴ら）。
精神的にまだまだ未熟で成長途中というキャラならこういう言動しちゃうのもわかるってか、ここから「俺様に任せろお前らは楯になれ」という鳳ツルギの発言の真意を知って反省し理解し歩み寄りそして共闘という流れになるんだろうと思えるけど、ラッキーはそれこそ「俺様」タイプなわけで、であれば似た者同士がぶつかり合いながら背中合わせってな関係性を期待するところだけどぜんぜんそういう気持ちにならなくて辛い。鳳ツルギが語る「俺様の伝説」とドン・アルマゲが支配する現在の宇宙にどんな関係があるのかとか、かつて戦ったことがあるようなのにその記憶がフクショーグンにないのはなぜかとか、いろいろ考えたいことはあるのに話の内容よりもラッキーの態度に対する不快感のほうが強くてなぁ・・・。
