『小さな巨人』第9話

『衝撃の事実を突きつけられ腰を抜かし床に尻餅ついてアワアワ震える』とか実写でやるかよw。その直前の歴代一課長が受け継ぐパンドラの箱の中に保管されている裏帳簿の破かれた箇所を見る覚悟はあるか!?と問われてぶるぶる震えるとの合わせて長谷川博己が演じる香坂がドラマの枠を超えた面白さで、文字通り『見てるだけで楽しい』状態に突入しました(笑)。いやあ、博己くんまたもや新しい振り切りっぷりを見せてくれるわー(笑)。
チーフ率いる2課に我々の仲間である江口を殺した犯人を捕まえてくれと頭を下げられ、その心意気に応えるべく頭を下げて颯爽と取調べに向かうところはチーフ以下2課含め文句ナシのカッコよさだったのに、自らそれをぶち壊す香坂ほんと憎めない(笑)。
何度も書いてるけどこの演出と博己くんの相性って最悪で、スーツ姿が異次元レベルでカッコいいということ以外博己くんにとって何一つ残らない、それどころかチャオ→高等遊民→蘭堂→漱石と個性的な役をひとつひとつ演じきることで積み上げてきたものがちょっと崩れる(崩れ落ちはしないわよ!今の長谷川博己に対する評価はこの程度のことじゃさして揺るがないもの!)結果になりそうなことに芝署編が終わったあたりでは怒りを覚えたりしてたんだけど、最終的にはなんだかんだで愛せる面白キャラに仕上げてくれて、やっぱり長谷川博己って素晴らしい!!。
それにしても、博己くんと岡田まと芳雄さんが居るマンションの一室ってすごいわー。あの空間に一歩でも足を踏み入れたら即死するんじゃと思うほどの画の暴力だった。
というわけで残すは最終回のみ。敵は味方のフリをしてるそうなので、今現在味方と言える人って山田と渡部と三島(豊洲署の刑事たち)、それから藤倉と、あと芳雄さんぐらい?。なにやってんだか(誰の何を調べてんだか)わからない手塚とおるは味方とは言えないからもう除外していいとして、大穴で香坂嫁と母の可能性もあるか(香坂母がマクベス夫人のように旦那を焚き付けてせっせと悪事に加担させてた・・・なんてオチだったらどうしよう!父親の名前に腰抜かしちゃったぐらいだからあとはもう狂うぐらいしか考えられないんだけど!)。このなかに香坂の敵がいるのかなー?だれかなだれかなー?(どうでもいいと割り切ればかなり楽しいw)。