本田博太郎の時代設定を問わずどんな作品どんな世界観であっても“浮いてる感”はすごいな。あえての“浮いてる感”であり、それがいつも絶妙なんですよね。確実に浮いてるのになんとなく物語の中に存在してしまう、しまえるのはほんとうにすごい。ムロツヨシが目指すのは絶対にココだと思う。
直虎と龍雲丸を繋いだことで役目はもう終了でしょうが、わたしはもはやこの作品を大河ドラマとして見てはいないので（悪い意味ではないですが、いい意味でもないです）本田博太郎が牛耳る気賀の街の話が見たいと言っておく。せっかく立派なセット作ったんだからスピンオフやろうよ！。
龍雲丸はなぁ・・・・・・博太郎と違って悪いほうに浮いちゃってるかなぁ・・・・・・。
これまでのようにスパイス的な感じでチョロっと出てるぶんにはよかったんだけど、メインで話に絡むとキャラクターの方向性が見えないというか、オリキャラの悪い面が出ちゃってる気がするんだよなぁ・・・。ていうかオリキャラなのに柳楽くんの良さが出てないと思う。今のところ。
でもまぁ和尚経由で傑山さんに賊の企みを阻止させ（登場したのはたった一瞬だというのにしっかりファンを満足させる傑山さんのコスパの良さハンパねえな！！ｗ）、直虎が無事戻ってくると聞いてフーッと息を吐いた和尚曰く「浮かばれない」政次が、龍雲丸という新たなライバル出現でどんな顔を見せてくれるのか楽しみだし、龍雲丸にはぜひとも政次を挑発しまくっていただきたい。
