『小さな巨人』第4話

いやいやいやいや、あの時点で小野田ではなく三笠署長こそが“内通者”だとあたりはつけてて、でも証拠がないってんならあの別荘に監視カメラ設置して署長が何をするか何を言うか録画すればいいじゃん。証人はもう署で確保してるにしても、いないならいないでなんか反応するだろうし、盗撮だから裁判に使える証拠にはならずとも署長を追い詰める材料にはなるだろうに、やって来た署長に「あなたが内通者だったんですね」と言うだけ言って証拠がないだろうと言われたら「勘です」ってそりゃねーだろよ(笑)。99%クロでも100%の証拠がなければてひっくり返されることがある、だから100%でなければならないってなことを散々言って(言わせて)おきながら、証拠はひとつもないのに勘だけを理由に100%クロですってそんなん通らないだろ(笑)。状況証拠でいいから集めて集めて積み上げて、それでもどうしても足りない1%が「勘」というなら納得だけど、勘しかないとかこれはさすがにこの男・・・もしかして馬鹿なんじゃないか・・・・・・?と思わずにはいられません(笑)。
って「(笑)」とか書いてるけどさー、そういうタイプの刑事という設定ならまだしも一応香坂って未来の捜査一課長と言われるエリート刑事なわけですよね?。それがなんでこの状況で「勘です」とか言うんだって。こんな馬鹿としか思えない台詞言わされるのが博己くんだなんてわたしはこの怒りをどこへぶつければいいのかと。
つーかそのあとの香坂と三笠の顔芸アップがひどいのなんのって。香坂の小野田とゴーンバンクの密談を録音しようと隣の部屋でスタンバってたところを襖ガバっとされて「バレたー!!」ってな顔は体勢含め最高(に面白い)だったのに、署長との睨みあい・・・・・・のつもりだったんだろうけど迫力なさすぎて恥ずかしくなったわ・・・。本職でない落語の人に足引っ張られてることを差し引いても、博己くん顔芸出来る人だけどこの演出と博己くんって合わないんじゃないかと、ミスキャストなのではないかと認める気になってきた・・・・・・。
あとさ、これは揚げ足取りではあるんだけど、香坂嫁は香坂にとって支えであり癒しのような存在ということなのでしょうが、試し履きもしないで靴買ってくるとかどうかと思うんだけど。職場が変わって靴の消耗が激しくなったから新しいの買ってきたってなことを言ってたけど、本庁勤務とは違い所轄は足を使わなきゃならないから靴が傷むわけでしょ?。であれば靴を新調するときはこれまでと違う歩きやすいものを欲するかもしれないわけじゃん?。黙って新しい靴を用意してくれる=いい嫁のつもりなのかもしれないけど、であれば「店員さんが歩きやすいって薦めてくれたのにしたよ」とかさ、そういう一言添えるだけで妻の気遣いがもっと引き立つだろうに、こういうところに脚本の雑さが見えるんだよねぇ。
とか心の中で文句言ってたら、え?次回で芝署編終了なの!!?????てことは、え?ヤスケンとのコンビ次回で終了!???。
まぁこれまでも香坂って結局のところは自分のことしか考えてない(私情で動いてるように見える)キャラなんで、ヤスケンですら自分の「部下」でしかなく「仲間」とは言えないような関係でしかなかったわけで芝署編でなくなったとしてもそんなに変わりはないように思うけど、博己くんファンとしては岡田まとの並びとヤスケンとのコンビだけがファン目線での楽しめる要素だったんで、芝署編終わったらどうすんだよ感しかないです・・・・・・。