『おんな城主 直虎』第15回「おんな城主対おんな大名」

かつて亀を逃がすために着物を取り変えっこしたおとわが、今度は直之と着物を取り変え直親ができなかった今川への申し開きを直親の意志であり遺志を継いだ直虎としてやってのけた。
この作品の性質として、小さな話の積み重ねによって大きな流れを作っているのだということが明確に分かる回でした。
だからこれまでの15回で一番面白かったし気持ち的に盛り上がりもしたんだけど、それを言語化するのが難しい。
だって何事かを思案してるのかそれともいくら言っても自分に貢献を任せようとしないおとわへの複雑すぎる想いを押しとどめようとしてたのか、『夜の闇のなかひとり口元を覆う政次』のカットがなにを意味していたのかわからないんだもの。まじでなんだったのこれ。わからないけど超興奮。わからないのに超ときめき。
数話前の感想の中で、戻ってきた政次はもう感情を(表向きは)揺らすことがないのだろうと書きましたが、直虎の悲鳴が聞こえるとすぐそこに傑山がいる(自分を見てる)というのに血相変えて直虎の元へ駆けつけようとし、傑山に取り押さえられても尚直虎のいる部屋のほうへ視線を向けっぱなしとか感情ダダ漏れじゃないですか。悲鳴の理由が蛇だと判明し(素手で捕まえる昊天さん素敵!傑山さんの隣で新調した槍を構える昊天さんの図にさいこうときめいた!!)ホッとする政次の肩をポンって叩いた傑山さんにバレバレじゃないですか。
自分的にはしっかり仮面つけてるつもりなのでしょうが、予期せぬアクシデントで本心バレちゃう政次ってほんとに上手くいかなすぎて・・・・・・。
ていうか、超ヒーローなタイミングで現れた直之無双で刀を抜かずに済んだ政次だけど、もし直之が現れなかったとしたら今川に対する、そして直虎に対してのこれまでの努力が全て水の泡になるかもしれなくても直虎を守ろうとした・・・・・・んだろうね。
おとわに本心バレちゃって、もう盾ではいられなくなった政次ってのも見たい気がしてしまうのだけど、おなごを守らねば男として立つ瀬がないという直之の「誰かに守られてると考えたことなどないだろう」という言葉の先に政次がいるってのはグッとくる演出だったわー。
というわけで直之盛大にデレたなー(笑)。
(直虎の『護衛』としてついてってるはずなのにあれだけ人数いて駆けだした直虎に誰もついていかない(いけない)龍潭寺の僧侶たちはもうちょいしっかりしろよー!ってのはソレとして)これ矢本くん史上最高に真っ当にカッコよかったんじゃないか!?(わたしとしては直虎の着物を着る直之が見たかったけどw)。草葉の陰から目頭熱くしてる直由が見えるようだわ。