『宇宙戦隊 キュウレンジャー』Space.3「砂漠の星からきた男」

前回と今回の間でナーガのキャラ変わってねーか?。変わったというか声量が増えたというか対人圧が増したというか。
今ナーガが自分のものとして理解した感情は「怒り」オンリーなわけで(だよね?)、なにもかもを怒りベースで表しているがゆえのコレ、ということか?。
感情のない者が故郷を出て以降まともに関わりを持ったのはバランスだけだったところ、キュウレンジャーになりよっしゃラッキー男を筆頭にバラエティ豊かな仲間と接することで急速に貪欲にあらゆるものを学ぼうとしてるがゆえの急成長・・・・・・と言うことなのでしょうが、わたしの希望としてはもうちょっとゆっくり成長してくれていいのよ?という気分w。スティンガーと共に今回初登場したショウ・ロンポー司令もラッキーともバランスともハミィちゃんともまた違うベクトルのめんどくさそうなキャラっぽいし、そういうのじーーーーーーーーーっと観察しつつ時々すっとんきょうな質問する的な、ナーガにはまだそういう段階であってほしいw。
で、司令なぁ・・・・・・・・・・・これウザいな(笑)。お土産と称して大量に持ち帰ったキュータマの使い道について「そのうち教えてあげるよ」ってなことを言ってたのでボンクラ司令ではないと思うけど、そう願うけど!!、実は哀しい過去持ちで(前回のキュウレンジャーは全滅したとか)そういうものを部下に悟らせないためにわざとお気楽キャラを装ってるとかでなく根本的にそういう性格っぽい?。
ガルは一族皆殺しの生き残りだし、チャンプは創造主であり精神的にも親同然の博士を殺されたし、過剰にポジティブなラッキーもここまでラッキー野郎になった背景にはシリアスな事情があるような気がするし、スパーダだってハミィちゃんだってラッキーやナーガがキュウレンジャーになった経緯を見る限り何らかのドラマがあるんだろうし、だから今のところはハイテンション作品だけどこの先ハードな展開になるかもしれないわけで、そのときこの司令のお気楽さがみんなを守り救う的な、そのためのこのキャラ設定だと期待を込めて予想するわっ!。
そしてスティンガー。ちょっとよくわかんなかったんだけど、ナーガたちが注入された神経毒から復活したのってある程度の時間が経過したからってことでいいのかな?。つまり一瞬で意識を失うほどの即効性のある神経毒ではあるがその効果は一定時間で、時間が過ぎれば元に戻るというものだと。となるとチャンプの博士を殺したのは少なくともスティンガーの毒ではない、ということになるよね?(大きなお友達視点で言えばあれは倒れてる博士に解毒剤を注入しようとしたけど間に合わなかったとかそんなことだろうけど)。どんな理由があれヒーローが人の命を奪ったことがあるってのはハード展開にも程があるわけで(ライダーならともかく)、さすがにそれはないだろうから博士殺しの犯人はスティンガー以外にいるのだろう。「罪は償う」とは言ったもののそれは博士を殺した「罪」ではないと。
そこいらへんたぶんラッキーは自覚はないけど本能的に分かってるというか見えてるんじゃないかな。今回の冒頭で悪夢にうなされるチャンプに誰よりも早く気づいたのはラッキーだったし、よっしゃラッキー!の印象が強いけど行き当たりばったりのあてずっぽう、勢い任せのようにみえながら実は周りがしっかり見えてるからこそある程度の判断が出来て、そのうえでの「幸運」ということなのかなという気がしてきた。ラッキーの言葉にコロリとまいってしまったガルさんを筆頭に、みんなラッキーのそういうところを感じとっていて、だからこそラッキーの「ラッキー」を信じてる(信じつつある)ということなのではないかと。ガルさんがチョロすぎなだけではないのだと!。それでもよっしゃラッキー!がうるせーことに変わりはないけど(笑)。