米澤 穂信『いまさら翼といわれても』

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても

古典部シリーズ。
『4人の過去と未来が明らかになる』という帯文にワクワクしながら手に取りましたが、タイトル作の意味がまさかこんなことだとは!!。
まさに人生の転機が訪れてしまったちーちゃんと、これまた大きな転換期を迎えつつあるであろう摩耶花の女子2人が「未来」であることに対し奉太郎は「過去」の物語であることになにか意味があるのかなぁ?。
昔から変わらないようででもなにかが変わりつつあるように思えるふくちゃんも含め、これまでで一番これから(次作)が楽しみというか早く読みたい!!という気持ちでぱんぱんです。
それはそうと、中学時代の奉太郎が書いた「走れメロス」の感想文はひねくれ過ぎてて笑った(笑)。