『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第9話

前回から引き続き縦軸の鍵を握る存在として重要証言キメてみせるチーフにゲストとして安定のストーカー役中村倫也くん、そしてレギュラーでは白洲迅くんフィーチャリングと期待通りの「イケメン回」でしたが、加えてまさかまさかの真犯人役にアホさんこと中村俊介きたーーーーーーーーーーーーーー!!。
って、え?アホさんの浅見光彦ってフジじゃなかったっけ?。交番の巡査から奪った拳銃で刑事を撃ち殺したものの父親が警察官僚なのでもみ消してもらった息子役なんてものをアホさんにやらせていいのか?。
別にやったらダメだってわけじゃないし、南に拳銃を向けるアホさんは邪悪さプンプン(かつイケメン!)でいい感じではあったけど、それでも他の人でもいいところを中村俊介にするところにこの局の心遣いのなさが現れてるなとわたしは思う。
ていうか、当初は印籠代わりの桜の代紋入り警察手帳に犯人が腰抜かすネタドラマとしか思ってなかったものがチーフ登場によって俄然面白くなってきたのに、放送局のせいで(そうだとわたしは思ってる)あんまり見られてないのが残念。金さん父の事件とほぼ平行で描かれていたせいでストーカー事件のほうは(これまでの各回と比べて)浅い話になってしまいましたが、それでも見事なストーカーっぷりを見せ(もう立ってるだけでストーカー!(笑))、取調室では反省仮面と本性をしっかり演じ分け、そして警察手帳では綺麗に腰抜かしてみせる倫也くんの完璧なるゲスト仕事をもっと多くの人に見てほしかったな。