『仮面ライダーエグゼイド』第5話「全員集結、激突Crash!」

バイクの人ってば「俺の狙いはアイツなんで」とかなんとかいって黒いエグゼイドに向かって行ってたけど、レベル2になったら戦えないから(バイクになっちゃうからねw)ってレベル1のまんまで戦い挑んでて馬鹿じゃないのかと(笑)。レベル3になった黒いエグゼイド改めゲンムに手も足も出ないブレイブとスナイプのことを明日那が「レベル違いじゃやっぱ無理かー」って言ってたけど、パッと見そんなに違いがないレベル2と3ですらそれだけの力量差がある(という設定)ならばパッと見あきらかに違うレベル1と2の「レベル違い度」はもっとすごいんじゃないかと思うわけで、それなのにドヤ顔で「俺の狙いアイツだから」で誰よりもボコられまくるとか飄々ぶってるキャラと合せてマジカッコ悪すぎなんだけどどうすんのこの人(笑)。
てかこの人たち無免許医の人以外は一応表向き(?)医者としての仕事があるんだろうけどこんだけボッコボコにされてたら仕事どころじゃないよね。天才外科医とか手術中に身体に痛みが走って手元が狂ったりしたら大変なことになるわけで、下手したら他人の命に危険が及ぶわけじゃん?。他の職業だったら多少傷ついてても「ちょっと転んじゃって」で済むかもだけど医者はそういうの通用しないだろうし、患者を含め戦って傷つくことが確実に『他人に影響を及ぼす(迷惑かける)』ような職業にしたのはこの先ネックになりそうだよね。まぁ既に表向きの仕事してるシーンほとんどなくなってるけど。
そしてどうすんのこの人というかなんなのこの人!?だったのが今回本格登場した社長ですよ。わたし「失敬」キャラはわりと好きなタイプなんで(「失敬」よりも「失礼」のほうが好きだけど)その瞬間は『ヨシッ!!!!!(イケるかも!!)』と拳握ったもののその直後に医療ドラマでは定番の屋上で主人公に「キミは水晶のようだね」とか言いだして、え?このひとなに言ってんの・・・・・・とか思ってたらその主人公にやられて這う這うの体で仲間らしき存在の元へ戻ってきて「自分の才能が怖い」とかやだ気持ち悪い(笑)。
バイクの人のカッコ悪さも社長の気持ち悪さもたぶんわたし嫌いじゃないと思うんだけど、でもやっぱりピンとこないんだよなぁ・・・・・・。演技力の問題ならこれから良くなる(そのカッコ悪さであり気持ち悪さを魅力と思えるようになる)可能性は十分あると思うんだけど、どうもそれだけじゃない・・・・・・・・・気がする。
それはそうと、レベル3になったゲンムにボコられるレベル2の三人に対し明日那が必死に「早く変身解除しないとゲームオーバーになっちゃう!」とか叫んでて、結局三人とも自ら解除せずともガシャットが外れて?変身解除状態になってたけど、そういう形で変身解除されるんなら「ゲームオーバー」の設定ってなんなんだろう・・・とややぼんやり。無免許医の人とか「ゲームオーバーになっちゃう!」からトドメとばかりに連続攻撃喰らってたけどこれでゲームオーバーにならず勝手に変身が解除されるんならじゃあ「ゲームオーバー」と自動解除の境目ってどこにあるの?と。
てかポッピーピポパポは外部から強制的に変身解除する手段とか持ってないんですか?。それならこの女なんのために存在してんの?。
そしてこれが最も疑問に思ったことなんだけど、これまで主人公が戦う相手は患者から分離されたバグスターだったけど今回は黒いエグゼイドだったわけですよね?。ゲーム病患者だと思ったらそいつはバグスターで、だからまだ(主人公は)黒いエグゼイドの“正体”を知らないものの、自分達と同様に「誰か」が変身してると思ってるんだよね?。そのつもりだよね?。そしてゲームオーバーの危険性も知ってる。主人公は一体どんなつもりで戦ってんの?。これまでもガジェットを賭けて戦おうぜという無免許医の誘いに乗ったりしてたからバグスターと戦うことも仮面ライダーと戦うことも同じ『ゲーム』だと思ってんのかもしれないけど、相手がゲームオーバー状態になったら死ぬわけで、それなのに自分の攻撃を受け姿を消した“敵”に「出てこいオラァ!」とか言っちゃうわけ?と。相手が『救うべき患者』でなければゲームでボコボコにするのは構わないんですか?と。
「ゲームをすると人格が変わる」ってな設定なのはわかったけど、極端すぎて(でもそれを『演技として』演じわけられてはいないから余計に)なんか怖い。