『仮面ライダーゴースト』第39話「対立!父と娘!」

かつてはアドニスが、そして今はアデルが眼魔界を統べている。それはこれまでの描写で分かってる。で、今回アドニスが家族とともに眼魔界に移り住み、その後アドニスの妻であり子供たちの母親が亡くなり、さらにアデルの上にいた“長男”もまた病でなくなり、故にアドニスは眼魔界を『完璧な世界』にするという理想を抱いたということが明らかになったと。そこまではいいんだけど、わたしのこの理解で間違ってないんだとしたら眼魔界ってアドニスが造ったというわけではないということか。
・・・眼魔界ってなんなの?。
アラン様の現状を見るに肉体機能的には“人間”と変わらないように思うけど、アドニスとーちゃん以下娘や息子たちは元々は人間だったのだろうか。だとしたら人間が何がどうして(どう知って)眼魔界という“異世界”に行こうと思ったのか、行けたのか。肉体から魂を乖離させ?眼魂を入れたアバター態で存在できる(その眼魂も取り換えが効く)という技術はその頃からあったのだろうかという新たな疑問が生まれるんだけど。
ていうか、眼魔界的には引っ越してきた、つまり余所者だろうに、アドニスが「大帝」という地位につけたこと、そしてクーデターとはいえその息子が当たり前に後釜に座ってること、そこいらへんにどんな事情があるのだろうか。
妻の死=肉体の死に直面し、その悲しみからアドニス自身が(イーディスと共に)眼魂システムを作ったのか?。そして眼魂化することで何百年も生き続けられるようになった結果「大帝」という地位を得たということなのかなぁ?。
一方父と娘とガンマイザーの中身が入れ替わるというめんどくさいことになってるゲスト話のほうは、父親に対する複雑な感情という共通点でもってマコト兄ちゃんと繋がることになりそうだと。
深海兄妹の事情としては、家族を置いて父親が出奔→母親死亡→龍さんに助けてもらう(大天空寺に出入りする)→眼魔界に飛ばされた と、こういう流れでいいのかな。
・・・なんかすごい人生送ってんなぁ・・・・・・。
アデルの上にもう一人兄がいたというアリア様の唐突すぎる説明と深海兄妹の父親の存在。それをこのタイミングで入れてきたのは当然夏映画へのフリということだろうからマコト兄ちゃんの問題は今回のゲスト話とともに解決するわけじゃないとして、そんなことよりも(そんなことって言っちゃったw)カノンにビリーが入ったことに対するマコト兄ちゃんの反応なんだそれ!!。
これまで偉人が人間の中に入る(意識を乗っ取る?)現象を何度も見てるから乗っ取られても特に問題はないとわかってるにしても、「カノンがビリーに・・・」だっけ?なんかそんなことボソっと言って口元に手をやっただけで『ビリー化したカノン』に対しどんな感情を抱いたのかわかんないってどういうことよ!?。怒るとか慌てるとか喜ぶとかなんかあんだろーが。
繰り返すけど人体=カノンに悪影響はないとわかってるとはいえ妄想で妹にいろんなコスプレさせて「カノンがいっぱいだー(ホンワー)」とかしてたヤツよ!?こんなぼんやりとした反応ですむわけねーだろ!!。こんな美味しいネタを活かせないとかこの作品に対してこれまでで一番絶望したわ。