『ナオミとカナコ』第8話

いやこれはカナコが悪いよ。林さんにどんな感情を抱いてんのかしらんけど、ナオミと一緒になにやったと思ってんだって。
自分にとって、自分達にとって、今一番優先しなきゃならないことはなんなのか、そんなこともわかんないのかこの女は。
確かにナオミはどうしても中国に帰らないというならいなくなってもらうしかないとは言ったけど、まだその前段階じゃん。帰ってもらうためになんとかすべくナオミが林さんの居場所を必死になって探してるってのに、林さんを匿うカナコはこれ陽子(黄色いコート着用)ではなくナオミに見つからないようにと目的が変わっちゃってんじゃん。
なんでそうなったか?っつったら“ナオミに知られたら林さんが殺られる”と思ったからだよね。ナオミがどういうつもりで「いなくなってもらうしかない」と言ったんだとしても、カナコはそう受け取ったってことだよね。
元はと言えば自分のこと(自分の事情)なわけで、これ以上ナオミに罪を犯させたくないから林さんのことは独りでなんとかするつもりだったってんならまだわかるけど(それでもバカだと思うけど)、わたしにはナオミから林さんを守ろうとしてるように見えたのよね。ナオミを守るのではなく林さんを守るつもりに見えた。
そしてその理由は林さんから向けられる好意が満更じゃないから。
ないわー。自分が殺した男と同じ顔の男相手にそりゃないわー。
肉体的精神的にずっとDV受けて優しい言葉なんてかけてもらったことがないから、真っ直ぐに愛情向けられてその気になっちゃったんだとしても、相手は旦那と同じ顔なんだぜ?。さすがに無理だろ。
つーか林さんのこと憎からず思ってんならカナコは林さんと一緒に中国行けばいいじゃんと思うんだけど。
まぁ一応林さんに自分のことを諦めてもらうように頑張って嘘ついたつもりなんだろうけど、泣くわ後ろから抱きしめられるの拒まないわ、そりゃナオミにぶん殴られても仕方ねーよな。林さん探しでいっぱいいっぱいになって仕事疎かにして上司に怒られ、しかも自分は仕事<林さん探しなのに陽子は弟を探しながら仕事もちゃんとやってるという現実突き付けられたところにこの仕打ちだもん。基本人の話を聞かず突っ走るナオミだけど、今回はナオミを全面的に支持するわ。
カナコも林さんもバカすぎてなんかもうどうすんのこれ?ってな感じになってきちゃったけど、でもリー社長がいるからきっと大丈夫と思えます(笑)。